小さな主と神様の戯れ 第4巻〜新たな予感編〜【刀剣乱舞】【名探偵コナン】

第108話 交渉終了 ページ9

No side

次郎吉「良いのか……？」
園子「本当に？」
桜雪「みんな、いっちょなんでちょ？
それなら、いいの！(ﾆｺﾆｺ」
樹「それでは、開催するという事で……
詳しい日程や警備等に関しては、後日話しましょう。」
石切丸「くれぐれも、条件に逆らおうなんて思わない方がいいよ。我々はほんの少しの嘘でも分かってしまうからね。」
次郎吉・園子「！？！？」
園子「えぇ……そのつもりよ…」
樹「それでは………」
桜雪「ばいばいなの！」
そう言って桜雪達は応接室を出た。

次郎吉「まぁ、開催できるだけでも良かったようなものじゃ……」
園子「そうね…こっちの介入が出来ないのは納得出来ないけど(ﾑｽｯ」

桜雪「ぱっぱ、さゆきあるくの！」
石切丸「そうかい、では降ろそうか。」
桜雪は石切丸の腕から降りて、ロビーで待機しているみんなの元へ走った。
桜雪「みんなぁぁぁああああ！！」(ﾄﾃﾄﾃ
樹「桜雪！走ったら転ぶぞ！」
ﾄﾞﾝ！
桜雪「わっ！？」
樹・石切丸「桜雪！！！」
桜雪は廊下の角から出てきた人とぶつかった。桜雪が転ぶのを防ごうと、樹達は走ったが間に合わない。

倒れてしまうと思った時、誰かが一緒に居たもう1人が支えてくれた。
世良「大丈夫か？」
蘭「ごめんね！怪我は無い？」
桜雪「ぁ、あぅ…………ぁの………………(怯」

そこへ樹達が駆けつけた。
樹「すみません、助けて頂いて……」
石切丸「怪我はないかい？」
桜雪「いちゅきにぃに！ぱっぱ！(ｷﾞｭｯ」
蘭「お父さんとお兄さんですか？」
樹「え！？」
世良「怪我は無いみたいだよ。」
樹「ぁ、あぁ、それなら良かった。」
石切丸「桜雪、走ったら危ないよ。焦らなくても、みんなちゃんと待ってるから大丈夫。」
桜雪「ごめんなしゃい……(ｼｭﾝ」
樹「それでは……」
桜雪「ぁ、あの！…………ぁの…えちょ………」
蘭・世良「？？」
桜雪「ぁ、あ、ありが、ちょーなの！」
蘭・世良「！！…どういたしまして(微笑み」

蘭達と別れて桜雪達はロビーに着いた。
樹「とりあえず、上に連絡して来るから外の公園で待っててくれ。」
石切丸「あぁ、分かったよ。」
桜雪「いちゅきにぃに、ばいばいなの？(涙」
樹「終わったら戻って来るから、ちょっと待ってろよ。(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」
桜雪「うん！」
樹は建物内に戻った。

第109話 新たな出会いの始まり→←第107話 互いの提案

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す