小さな主と神様の戯れ 第4巻〜新たな予感編〜【刀剣乱舞】【名探偵コナン】

第146話 父からのプレゼントとお祝いしたい探偵団 ページ47

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そんな会話の中、
安室「桜雪ちゃん！」
桜雪「？？なーに？とーるにぃに！」
安室「遅くなったけど、誕生日おめでとう！」
そう言って、綺麗にラッピングされた大きな袋を渡した。
桜雪「！ありがちょなの！あけてもいい？」
安室「もちろん。」
桜雪が袋を開けると中には分厚い本が数冊とふたつの小さな犬と猫のぬいぐるみ。
桜雪「あ！わんわんとねこしゃん！
？？このえほんなーに？」
安室「それは絵本じゃないけど、桜雪ちゃんにあげるよ。大きくなったら読んでご覧。
ママが持ってた本だから(ｺｿｯ」
桜雪「！！うん！ありがちょなの！だいじにしゅるの！(ﾆｺﾆｺ」

蘭「安室さん、桜雪ちゃんといつの間にそんなに仲良くなってたんですか？」
安室「あぁ、初めてポアロに来てからも何度か来てくれて、ハムサンドを気に入ってくれたみたいなんですよ。(ﾆｺｯ」
園子「そうなんですか？」
安室「えぇ、よく来てくれますよ。」
安室は嘘は言っていない。確かに、桜雪はその日の近侍を連れて何度かポアロに行っていたのは本当だ。ハムサンドを気に入ったと言うより、単純にパパに会いたいからだが……

歩美「桜雪ちゃん、何歳になったの？」
桜雪「さんさいなの…(ﾓｼﾞﾓｼﾞ」
元太「いつ誕生日だったんだ？」
樹「一昨日だよ。」
光彦「そうなんですね！おめでとうございます！」
桜雪「……ありがちょなの……」
歩美「ねぇ！今度、桜雪ちゃんの誕生日を博士のとこでお祝いしようよ！！」
光彦「いいですね！！せっかくお友達になれたんですから、お祝いさせてください！」
元太「いいよな！？」
どうやら、少年探偵団の3人は桜雪ともう友達だと思っているようだ。
石切丸「桜雪はどうしたい？」
桜雪「いきたい…でも、できないの……きょうじゃなきゃ、めっなの……」

小五郎「何でなんだ？」
桜雪は知らない人に話しかけられた事と、その質問に答えられない事で、安室の後ろに隠れた。
桜雪「………」
小五郎「え、俺嫌われた？」
蘭「桜雪ちゃん人見知りだから、お父さんの事警戒してるだけだよ。」

樹「桜雪、そろそろ帰るぞ！もう4時になる。夕餉の支度もあるだろ？」
燭台切「そうだね！」
桜雪「…や……」
刀剣男士・樹・こん「ん？」
桜雪「やなの！まだあそぶの！」
樹「やじゃない。夕餉食べれないぞ！」
桜雪「まだかえりたくないの！」
駄々をこねる桜雪に困惑する刀剣男士達と樹。

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