第144話 家族 ページ45
No side
葵は最後に桜雪と安室の元へ…
葵は2人を抱きしめ、桜雪の額に口付けを落とすと、桜雪が少しだけ目を覚ました。しかし、まだ完全に回復している訳では無いため、夢と現実をさまよって寝ぼけている。
桜雪「まま?」
葵「そうよ…(微笑み」
桜雪「えへへ、ままだ〜!ぱぱと、ままと、さゆき、さんにんで、いっちょなの〜(ニコニコ」
葵「桜雪、辛い思いさせて、寂しい思いさせてごめんね?(涙」
桜雪「まま!あのね、さゆきたのしいの!おじしゃんとおばしゃんいじわるだったけど、とうけんだんちはみんなやしゃしいの!だからね、さゆき、さみしくないの!まま!なかないで?」
桜雪のその言葉で自分が泣いていた事に気付く葵。
葵「!そっか…(微笑み
桜雪、これからも刀剣男士の事よろしくね?誰よりも笑う子で誰よりも優しい子になりなさい。」
桜雪「うん!さゆき、みんなにいじわるしない!ままのやくしょく、えがお!わすれてないの!」
葵「フフッありがとう……ままは桜雪のそばに居るからね?」
桜雪「うん……zzz」
葵はもう一度桜雪の額に口付けを落とし、桜雪はまた眠りについた。
葵は他に聞こえない声で安室に話し始めた。
葵「零くん、久しぶりね。(微笑み」
安室「あぁ、まさか、葵に会えると思ってなかった……(涙」
葵「あら、零くんが泣くなんて珍しいわね…フフッ」
安室「悪いか?」
葵「いいえ?可愛いなって思って………(ニコニコ」
安室「からかうな。」
葵「あらら、ごめんなさい…(ニコニコ」
安室「葵、すまなk (葵「謝らないで。謝らないって約束したでしょ?零くんは何も悪くないんだから!」 フッ…そうだったな…」
葵「零くん、私が言った本、読んでくれた?」
安室「もちろん。俺はもう読んだよ。あんな風に思っててくれてたなんてな…」
葵「当たり前じゃない!だって、零くんの事信じてるんだもん♪(ニコニコ」
安室「桜雪にはこの後渡す。誕生日プレゼントと一緒に…」
葵「そう…良かった(微笑み
零くん、これからも桜雪の味方でいてね?」
安室「当たり前だ。俺達の子供だし、何より大事な宝物だ…(微笑み」
葵「それを聞いて安心した。
あ、もう時間切れだ(苦笑
零くん、大好きだよ!(ニコッ」
安室「あぁ、俺もだ。(微笑み」
葵はその言葉を聞いて、お守りに姿を戻した。
安室はそのお守りを桜雪の首に結び直して桜雪を抱きしめた。
もうすぐ皆が目を覚ます………
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桜(プロフ) - やった〜〜(=^▽^)σ薄桜鬼〜〜(=^▽^)σ (2021年5月3日 11時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
善(プロフ) - コナンは絶対約束破りそう。こそっと沖矢さんとか博士に話しそう (2021年4月11日 20時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
雪ネコMyCo(プロフ) - ミントさん» また、結論だけ言うと、桜雪が酷い扱いを受けてた事を安室さんは知ってました。それに関して詳しい内容は、葵の過去編と一緒に書こうと思います。安室さんが当時どう動くかはまだ考え中ですが、気長に待っていただけると嬉しいですm(_ _)m (2021年4月10日 9時) (レス) id: 3566dd0568 (このIDを非表示/違反報告)
雪ネコMyCo(プロフ) - ミントさん» コメントありがとうございます!!安室さんからのプレゼントもありますよ!!この展示会で書きます!もう少々お待ちください… (2021年4月10日 9時) (レス) id: 3566dd0568 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 国家権力使って(匿名通報にして)児童相談所などを動かすことも出来なかったのか?安室さん側での当時の事情などいろいろ気になります。もしくは今もその事実を知らないとか…?そんなワケはないですよね。 長文・連投すみません。 (2021年4月10日 1時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪ネコMyCo | 作成日時:2021年3月7日 10時