小さな主と神様の戯れ 第4巻〜新たな予感編〜【刀剣乱舞】【名探偵コナン】

第142話 秘密 ページ43

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コナン「ひとつ聞いてもいい？」
葵「何かしら？小さな探偵さん？」
コナン「！？なんで知ってるの！？」
葵「私に嘘は通じないわよ。魂と肉体の大きさがあってないからね。それで？何が知りたいの？」
コナン「……葵さんだよね？葵さんと桜雪ちゃん、あそこにいる人達は一体何者なの？」
葵「あら、気になってる事を直球で聞くのね(笑)
まぁいいわ。そうね…坊や達にはぐらかすのは効かないようだから、本当の事を話すわ。」
コナン(汗)

葵「私と桜雪は審神者っていう仕事で、歴史を変えようとする敵とから歴史を守る為に戦ってるのよ。」
哀「歴史を？」
葵「えぇ…過去が変われば今が未来が変わる。だからそれを守らなくちゃいけない。」
コナン「葵さんだけで？」
葵「いいえ、戦うのはあそこにいる刀剣男士達。そうね……分かりやすく言えば、刀剣に宿りし付喪神。神様よ。」

コナン「そんなの、科学的根拠は無いよね？」
葵「確かにそうかもしれないけれど、私達の中ではそんなものは通用しない。私達審神者は、霊力が多い者や霊力の質が良い者ができる仕事なの。それには大人子供は関係無いわ。
審神者は物に宿る心を励起する力があるの。その力を使って刀に人の姿を与えて敵と戦えるようにしてる。刀剣が傷ついて帰ってきたら手入れをする。これが審神者の仕事。」

コナン「じゃあ、敵…じゃないんだね…」
葵「！？ｱﾊﾊ!そんなわけないじゃない(笑)なんで敵だなんて思ったのよﾌﾌｯ」
コナン「え、いや、だって…この前会った時みんな黒い服着てたし、さっきの殺人事件でも、あまり驚いてる感じがしなかった。それに、さっきまで怪我をしてた子が蘭姉ちゃん達に敵意をむき出しにしてた、から……」
葵「ﾌﾌｯそれは誤解させてしまったみたいね…ごめんね？」
哀「いえ…大丈夫、よ…」
葵「あの子達は他の刀剣男士達と違って、私が引退してから桜雪が審神者になるまでの間の審神者達に酷い扱いを受けていて、人間を嫌ってるの……だから、偽りなく優しくしてあげて？」
コナン・哀「分かったよ。」

葵「あ、それと、審神者や刀剣男士達の事は、ここだけの秘密にして欲しいの。私達の存在は本当は国家機密に値するものだから。あなた達は特別の特別。絶対にそこで寝ているお友達や知り合いには誰一人教えちゃダメよ？約束してくれるかしら？」
哀「えぇ、もちろんよ！」
コナン「分かったよ！約束する！」
葵「ありがとう(微笑み」

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