小さな主と神様の戯れ 第4巻〜新たな予感編〜【刀剣乱舞】【名探偵コナン】

第132話 刀剣男士と少年探偵団 ページ33

No side

蘭「三条さん、ここの警備をしてるんですか？」
石切丸「あぁ、そうだね。この展示会の警備を担当してるんだ。」
園子「桜雪ちゃんも一緒なんですね！(責任者だから居てもおかしくないのか…)」
石切丸「そうだよ。本当は別の部屋で面倒を見てもらってたんだけれど、人見知りだからね(苦笑)」
蘭「そうでしたね！桜雪ちゃん、こんにちは！(ﾆｺｯ」
桜雪「こんにちは、なの……らんねぇね…」
蘭「覚えてくれてたんだね！ありがとう！(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」
桜雪「(っ*´ω｀*c)ｴﾍﾍ」

そんな様子を見ていた刀剣男士達は置いてけぼりにされていた。
獅子王「桜雪が人見知りしてない……！？」
三日月「前に現世に来た時に一度会ったようだからな。」
今剣「…………ぼくは、にんげんはきらいです。さゆきさまは、ぼくがまもります！(ﾑｽｯ」
岩融「今剣よ、桜雪が俺たち以外の者と仲良くしていて嫉妬しているな？」
今剣「そんなんじゃないです！」
小烏丸「この父から見ても、嫉妬しているように見えるぞ。」
今剣「……(ﾑｽｯ」
今剣は人間に桜雪が取られるのではと思ったのか、ヤキモチを妬いてしまっている。

刀剣男士達がそんな会話をしている時、少年探偵団は刀剣達に釘付けになっていた。
元太「なぁ、これなんでお月様なんだ？」
コナン「あぁ、それは……」
元太が三日月の名前が気になったのかコナンが解説しようとした時、その子供達の声を聞いた三日月が話しかけた。
三日月「打除けが多い故三日月と呼ばれる。波紋の所に見える三日月のような形の模様…それが打除けだ。それでこの名がついた。」
元太「へぇー…すげーな！」

歩美「これは変な名前の刀だね！にっかり………？」
青江「それは、にっかり青江。君も変だと思うだろ？」
歩美「うん！なんで？」
青江「昔、ニッカリと笑う女の幽霊を切ったと言われてるんだ。それでこの名前が付いたんだよ。」
歩美「え！？幽霊！？怖い……」
数珠丸「子供が怖がってしまいましたよ。」
青江「この子が気になったみたいだからね、名前の由来のことだよ？それに答えただけなんだけどな……」

刀剣男士達は少年探偵団に刀剣の詳しい説明をしていた。
コナン「お兄さん達、詳しいんだね。ここで警備の仕事してるんでしょ？だったらなんで子供も居るの？」
髭切「桜雪の事かい？」
コナン「桜雪ちゃんもだけど、みんなと一緒に警備してるあの子の事だよ！蘭姉ちゃん達に敵意むき出しにしてるようなあの子…」
膝丸「あやつも俺達と同じ仕事をしている仲間だ。この仕事には大人子供も関係ない。」

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