小さな主と神様の戯れ 第4巻〜新たな予感編〜【刀剣乱舞】【名探偵コナン】

第124話 お説教、審神者の意思 ページ25

No side

樹からの電話だった。
樹『おい、今どこに居るんだよ！？』
清光「え、ポアロって店だけど………？」
樹『はぁ！？！？マジか…………』
清光「どうしたの？」
樹『こんのすけが泣きながら俺の所に来て、桜雪が無許可で外出したって！』
清光「えぇ！？」
樹『とりあえず、すぐ帰ってきてくれ！桜雪への説教はそれからだ！話さなきゃなんねー事もあるから！』
清光「分かった！」

電話を切ると…
三日月「加州、どうした？」
清光「やばいよ！桜雪のこの外出、無許可だって！樹から電話が！」
刀剣男士達「…えぇ！？」
桜雪「？？」
乱「桜雪、大変だよ！今すぐに帰ろう！」
桜雪「……もっとあそびたいの！」
石切丸「それが出来ないんだよ。」
桜雪「なんで？」
清光「許可しないで外出た事で樹すんごく怒ってるよ！」
桜雪「きょか………こんちゃんにいったの！
まだあそぶの！」
三日月「ふむ…話が食い違っているな……とりあえず、今は帰った方が良いだろう。ここへはまた来ればいい。」
桜雪「……わかっちゃの……」
石切丸「では、私達はこれで失礼するよ。またお邪魔するね。」
安室「はい、ありがとうございます！」
桜雪「ばいばいなの！」
会計を済ませて、桜雪達は本丸へ戻った。

本丸へ戻ると…
桜雪「ただいまなのー！」
樹「桜雪！！なんで許可無しで出かけたんだ！？」
桜雪「！？いちゅき、にぃに……？
………ぱぱに、あいちゃかっちゃの！(ｽﾞﾋﾞｯ」
樹「はぁ……それは分かるけどな……」
桜雪「こんちゃんにいったもん！(ｽﾞﾋﾞｯ
ぱぱのとこいくって、ぱっぱたちもいっちょだって！(ｽﾞﾋﾞｯ」
樹「桜雪、許可を取るのはこんのすけじゃなくて時の政府の偉い人達なんだ。急に出かけるにしても、ちゃんと必要な紙を渡さなきゃいけないんだ。まぁ、書くのは桜雪じゃなくて近侍かこんのすけだけど…それでも、もっと早く言いなさい！！」
桜雪「ごめんなしゃいなの………(ｽﾞﾋﾞｯ」

石切丸「まぁ、あまり怒らないであげて。
これでもましな方だよ。昨日は会いたがって夕餉前にもう一度現世に行こうとしていたんだ。」
樹「…そうか…まぁ、桜雪が無事ならそれでいい。」
桜雪「いちゅきにぃに、おこってない？(ｽﾞﾋﾞｯ」
樹「もう怒ってないよ(微笑み
おいで！」
桜雪はその言葉に安心して、樹の胸に飛び込んだ。
樹「今度はちゃんと許可をもらってから出かけるんだぞ！約束できるか？」
桜雪「うん！やくそくなの！」

(桜雪ちゃんはちゃんと反省してます。あとこの回である意味で少し成長してる所もあります！)

第125話 審神者会議→←第123話 JK vs 刀剣男士

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す