小さな主と神様の戯れ 第4巻〜新たな予感編〜【刀剣乱舞】【名探偵コナン】

第117話 神様が感じたもの、母が教えた真実 ページ18

No side

薬研「その店員が近くに来た時、どこかで会ったことあるような気がしたんだ…」
和泉守「それが思い出せないんだがな……」
蜂須賀「樹は桜雪の父親に会った事は無いのか？」
樹「あぁ、結婚式でしか見た事ないけど、喋らなかったし、遠目に見ただけだからあんま覚えてないんだ…」
厚「遠目に見たって…葵様とも喋ってないのか？」
樹「一言しか喋ってない……姉さんと会ったのはその時が11年ぶり位だったし、俺は絶賛反抗期中だったし…(汗)」

蛍丸「こんのすけは何か知ってるのかな？」
三日月「聞いてみるか…こんのすけ！」
ﾎﾟﾝｯ
こん「はい！お呼びでございますか？」
小狐丸「桜雪様のお父上について何か知っている事はありますか？」
こん「わたくしは、事故で亡くなられたと……詳しい事は分かりませんが……」
髭切「それは本当なのかい？」
こん「は、はい……それにしても、皆様どうされたのですか？桜雪様のお父様の事とは…」
鶴丸「実は、交渉の後に行った店で、桜雪の父親かもしれない男に会ったんだ。」
こん「え！？それは、どういう……？？」

石切丸は桜雪のポアロでの行動をこんのすけに話した。
こん「なんと！？それは…………分かりました。わたくしも何か手がかりは無いか調べてみます！」
三日月「あぁ、頼んだぞ。」
そうしてこんのすけは政府に戻って調べ始めた。


その頃、部屋に閉じこもった桜雪は……
桜雪(あれは、ぱぱじゃないの？………まま、いってたのに………)

葵『桜雪、桜雪に話さなきゃいけない事があるの…………桜雪のパパの事よ……
パパはね、本当は生きてるのよ。』
桜雪『？ぱぱ、いないいない、ちがうの？』
葵『そうよ…パパはね、ママと桜雪、この国を守るヒーローなの。だから、パパが居る事を内緒にしなきゃいけなかったの。ごめんね…』
桜雪『ぱぱ、いるの？さゆき、ぱぱ、あいちゃい！』
葵『そうね…ママも会いたい。でも、パパが今どこに居るかはママも分からないの……』
桜雪『じゃあ、ぱぱあえないの？』
葵『そうね……いつ会えるかは分からない。もうすぐかも、桜雪が大きくなってからかも分からない。もしかしたら、もう会えないかもしれない。
でもね、桜雪……あなたはパパが誰か会えば分かるはずよ。』
桜雪『うん！みんなのいろ、わかるの！』
葵『そうね…私に似て霊力が高いからね…
でも、もしパパに会っても、パパって言っちゃダメよ？』
桜雪『なんぢぇ？』
葵『パパは内緒のヒーローだから…』

桜雪「ぱぱっていっちゃった…まま、ごめんなしゃい……」

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