小さな主と神様の戯れ 第3巻〜癒しの本丸編〜【刀剣乱舞】

S.S第1話 10月のお祭り ページ3

No side

桜雪が本丸に来て1ヶ月のある日…
桜雪は1つの絵本を読んでいた。それは…ハロウィンのお話の絵本。近侍の鶴丸に読んで貰っていた。
桜雪「はろうぃん！！やりちゃいの！(ｷﾗｷﾗ」
鶴丸「お！それは面白そうだな！よし、じゃあ、皆に呼びかけるか！！」
桜雪「うん！！」

ｼｬﾝｼｬﾝｼｬﾝ
招集の鈴が本丸に鳴り響く。
大広間に全振りが集まった。
同田貫「出陣か？」
和泉守「遠征か！？」
山伏「演練であるか！？」

鶴丸「待て待て！どれも違う！」
獅子王「じゃあ何するんだよ？」
鶴丸「はろうぃんだ！」
全員「？？」
三日月「は、はろ……とは何だ？」
鶴丸「はろうぃんだ！皆で仮装をして、お菓子を分け合う祭りだ！」
乱「それ聞いた事ある！！葵様が教えてくれたんだ〜♪」
愛染「祭り！？俺やりてぇ！祭り！」

皆鶴丸の意見に賛成している中、ある1振りだけは反対した。
長谷部「その、はろうぃんとやらはどうやって準備するんだ！資金の余裕がある訳では無いぞ！」
鶴丸「長谷部……はろうぃんをやりたいと言い出したこの桜雪の表情を見ても反対出来るか？(ﾆﾔﾆﾔ」
長谷部「！！」
桜雪はハロウィンを楽しむ気満々で満面の笑みで上座に座っている。
桜雪「はろうぃん！おかしいっぱいなの！(ﾆｺﾆｺ」
長谷部「………………分かった！ただし、“無駄遣い”はしない事！！」
鶴丸「あぁ、もちろんだ！」
光忠「鶴さんが言うと説得力無いと思うの僕だけ？……」
太鼓鐘「俺もそう思うぜ、みっちゃん……」
鶴丸「酷いぞ！光坊！貞坊！」

宗三「それで、そのはろうぃんはいつなんですか？」
鶴丸「明日だ！！」
全員「はぁ！？」
安定「明日って言っても、仮装の準備出来るの！？」
鶴丸「それは大丈夫だ……さっき、樹に電話して頼んでおいたからな！！」
一期「……樹殿は大丈夫でしょうか…(呆れ」
鶴丸「あぁ、樹にはろうぃんの事を伝えたら、」

数分前の電話
樹「ハロウィン！？桜雪の仮装衣装持って行く！！」

鶴丸「って言ってたぞ！だから大丈夫だ！！」
桜雪「いちゅきにぃに、くるの！？」
鶴丸「あぁ、明日来るぞ！」
桜雪「ｷﾗｷﾗ)やっちゃー！！」
清光「で、俺達の分は？」
鶴丸「それは………うん、
これから万屋に行く！！」
全員(用意してないんだな……)

清光「ハァ、じゃあ俺と安定で行ってくるよ。」
安定「え！？僕も！？」
清光「当たり前じゃん！」
結局、清光と安定、他にも短刀達や脇差達も同行して万屋に向かった。長谷部と歌仙も監視役で……

(文字数…)

S.S第2話 ハロウィンの準備→←母親と担当役人の設定

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