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S.S第17話 夜まで一緒、朝も一緒 ページ19

No side

お昼寝を終え、夕餉になり本来なら近侍が桜雪の隣に座るはずだが、今日は違かった。三日月と鶴丸が桜雪の隣から離れようとしなかったのだ。
近侍だった堀川はその2人のキラキラした目に負けて、今日だけはと隣を譲ったのだ。

夕餉を食べ終え、3人でお風呂にも入った。
三日月「桜雪、寒くなったからな。肩まで浸かるんだぞ。」
桜雪「うん……(ホワホワ」
鶴丸「桜雪!見てみろ、あわあわだぜ!」
桜雪「あわあわ……さゆきも、やる……(ホワホワ」
鶴丸が手ぬぐいで空気を包んでお湯に沈めたあわあわを見て、桜雪もやりたがる。しかし、上手く出来ずに、三日月と鶴丸に手伝ってもらいながらやった。
ブクブク
桜雪「わぁ!(キラキラ」

お風呂から上がりあとは寝るだけ。
桜雪「じぃじ、つる……きょう、いっちょに、ねんね……」
三日月「良いのか?」
桜雪「ん。ねんね…(zzz」
鶴丸「あぁ!桜雪、ここで寝るな。今部屋に連れてくからな!」
鶴丸が抱っこして、部屋まで連れていき、ベッドへ桜雪を寝かせた。
鶴丸「うーん、三日月。どうする?」
三日月「どうするとは?」
鶴丸「桜雪のベッドは広いとはいえ、大の大人が2人も横になれる大きさではないぞ!」
三日月「うーん、だが、桜雪は俺達と一緒に寝たいと言ってくれたんだ。それを考えたら、少々狭いが桜雪を挟んで川の字で寝るのも悪くない。」
鶴丸「……そうか…じゃあ、寝てみるか!」
三日月「あい、分かった。」
三日月と鶴丸は桜雪を挟むようにして眠りについた。その様子は爺2人と孫が仲良く寝る様子そのものだった。

次の日の朝、その日の近侍である膝丸が桜雪を起こしに来ると…
膝丸「こ、これは……(汗」
桜雪を抱きしめながら寝る爺2人の姿があった。
膝丸「と、とりあえず起こそう。
桜雪、朝だ。起きろ。三日月と鶴丸もだ。」
桜雪「んー…ねんね…」
鶴丸/三日月「zzz」
珍しい。桜雪の寝起きが悪いのはいつもの事だが、鶴丸と三日月がこんな時間まで寝ているなんて。しかも声を掛けても全く起きる気配が無い。
どうしたものかと悩み、結論が出なかった為、大倶利伽羅と小狐丸を呼んできた。最初は燭台切を呼ぼうとしたが、厨で朝餉の用意をしていた為、邪魔できなかった。
伽羅「国永、起きろ。」
小狐丸「三日月殿!起きてください!もう朝ですよ!」
鶴丸/三日月「zzz」
まだ寝ている2振り。桜雪は大倶利伽羅のおかげで何とか起こせたが、爺2人が中々起きない。
桜雪「じぃじ!つる!おきるの!」

(文字数…)

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サクラ(プロフ) - この強引振り… 鈴木の爺しかいないな…ι (2021年3月5日 23時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 桜藍―さらん―さん» まさか、鈴木家のあのじいさんじゃあない?展示会が強行突破するならじろきちおじさんじゃあない?名探偵コナンの (2021年3月5日 22時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
桜藍―さらん―(プロフ) - 鈴桜さん» ありがとうございます!やっと年を越せました(汗)神楽舞組はちゃんと今休んでますよ(笑) (2021年3月3日 10時) (レス) id: 3566dd0568 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 桜藍―さらん―さん» 正月編お疲れ様 神楽舞お疲れ様といいたい (2021年3月3日 9時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 桜藍―さらん―さん» 可愛い♪♪寝言でかしゅうの指を食べてるのは小さい子供にある事ですね。 正月話し頑張って下さい!! (2021年2月23日 22時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪ネコMyCo | 作成日時:2020年10月28日 16時

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