小さな主と神様の戯れ 第2巻〜本丸本格再始動編〜【刀剣乱舞】

第71話 内番服選びと赤茄子作りの始まり ページ27

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薬研「これだと、今日また万屋に行くのはちと難しいな…明日とかはどうだ？」
桑名「僕はそれでも構わないよ。桜雪は？」
桜雪「……わかっちゃ…(ｼｭﾝ」
結局、桜雪の内番服選びは明日になった。


次の日、桜雪と桑名、清光、乱は万屋に行き、桜雪の内番服を選んだ。
乱「うーん、桜雪は何色が好き？」
桜雪「……うしゅいももいろ！」
清光「薄桃色か……
あ！これとかどうかな？」
そう言って選んだのは、真ん中ににこちゃんマークが描かれた薄桃色の7分丈パーカーだった。
桜雪「！！これ！しゅき！(ﾆｺﾆｺ」
乱「上がこれなら、下はこれとかどう？」
そう言って乱が持ってきたのは、下の方に星の模様がある空色の短パンだった。
清光「可愛いじゃん」
桜雪「！これにしゅる！！(ｷﾗｷﾗ」
桑名「じゃあ、これにしようか。あ、ついでに帽子も買おう！外で作業するからね」
そして、つばの広い麦わら帽子も持ってレジへ向かった。

桜雪「みぢゃれねぇね！きよみちゅ！ありがちょーなの！！(ﾆｺﾆｺ」
清光「どういたしまして(微笑み」
乱「きっと似合うよ！着たら見せてね！(ﾆｺﾆｺ」
桜雪「うん！(ｺｸｯ」
桜雪は2振りに選んでもらった服を随分気に入ったようだ。

本丸に戻って早速着替えた。
桑名「うん！すごく似合ってるよ！じゃあ、ミニトマト作り始めようか！」
桜雪「うん！！」

2人は畑に行き、まずは土を耕した。桑名が先に耕して、その次に、桜雪が外遊びの時に使う小さなスコップを使って、桑名が耕した土を整えていった。
桑名「上手にできたね！」
桜雪「(っ*´ω｀*c)ｴﾍﾍ」
桑名「じゃあ、種を蒔こうか。」
桜雪「はい！！」

まずは桑名がお手本を見せる。土に指で穴を開け、そこに種を4,5粒入れる。そして穴を埋めるように土を被せる。
桑名「こうやるんだよ？どう？やってみる？」
桜雪「うん！(ｷﾗｷﾗ」
桜雪は桑名のマネをして土に指で穴を開け、種を入れる。そして土を被せる。
桑名「おお！上手だよ。(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」
桜雪「ほんちょ！？(ｷﾗｷﾗ」

桜雪は余程嬉しかったのか、次々と種を植えていった。
桜雪「ぢぇきちゃのー！！」
桑名「よく出来たね！(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
じゃあ、今度はお水をあげよう。」
桜雪「はい！」

桜雪は小さなおもちゃのじょうろを使って水をあげた。水は桑名が作った肥料入りの水。
桑名「じゃあ、今日はこれで終わり。明日からまた水をあげるんだ。」
桜雪「はい！…いちゅあげるの？(ｺﾃﾝ」
桑名「そうだな〜昼餉前とおやつ後かな？」
桜雪「わかっちゃ！」

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