第60話 審神者の起こし方と朝餉 ページ16
No side
次の日の事。
桜雪は朝に弱い。自分で起きる事もたまにあるが、基本的にその日の近侍が起こしに来ない限り中々起きない。
伽羅「桜雪、朝だ。起きろ。」
大倶利伽羅は桜雪を起こすのが上手い。
桜雪「んー…まぢゃ…ねんね……」
伽羅「ねんねじゃない。もう8時になる。全員桜雪を待ってる。ほら、起きろ。」
桜雪「んー…zzz」
伽羅「はぁ、起きないならこのまま大広間に連れていく。」
大倶利伽羅は桜雪を抱っこして部屋の外に出る。これをやれば、桜雪は朝日の眩しさで嫌でも目が覚める。少々強引だが、これが大倶利伽羅の桜雪の起こし方。
桜雪「んー！まぶちいの！！
…………………………………………………………………からちゃん！！おはようなの！」
伽羅「あぁ、おはよう(微笑み
もう8時になる。顔を洗って、朝餉を食べに行くぞ。」
桜雪「うん！(ｺｸｯ」
朝とはいえ、審神者部屋の扉は襖でベッドは部屋の奥にある。しかもベッドにはカーテン付き。朝日が入らないため、うとうとしていても、眩しくなれば桜雪は目を覚ますのを大倶利伽羅は知っている。
だからこの方法で起こしている。
顔を洗って、大倶利伽羅と手を繋ぎながら大広間に向かう。大広間に着くと、桜雪はいつも通り上座に座り、そのすぐ隣には今日の近侍の大倶利伽羅。そして、
桜雪「いちゃぢゃきましゅ！！」
全員「頂きます！！」
みんなが思い思いに食べ始める中、桜雪はいつもと何かが違うと感じていた。
秋田「桜雪様？どうかしましたか？」
桜雪「なんか、おかゆ、いちゅもちょちがうの…(ｼｭﾝ」
光忠「あぁ、それはお粥じゃなくてお茶漬けだよ。桜雪は昨日のお粥を全部食べれたからね。今日は試しにお茶漬けにしてみたんだけど、どうかな？」
桜雪「おちゃじゅけ？…(ｼﾞｰｯ
おちゃじゅけ……………おいちいの！！
みっちゃん！ありがちょーなの！」
光忠「！！それなら良かったよ(微笑み」
桜雪が少しずつご飯を食べれるようになった事で、少しでも皆が食べている物に近い物を食べてもらおうと燭台切は考えたのだ。桜雪はお茶漬けを気に入ったらしい。これから暫くはお茶漬けで様子を見る事になった。
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桜藍―さらん―(プロフ) - 華音さん！ありがとうございます！直しておきます(汗)92話が非表示のままになってました… (2020年10月28日 18時) (
レス) id: f653b71725 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんばんわ☆初めまして！刀剣乱舞大好きでいつも楽しく読ませて頂いております♪2巻目の話数ですが1話分話数が飛んでしまっていますよ^_^;91話→93話になってしまってます。 (2020年10月28日 18時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - いつも更新お疲れ様です！！クロスオーバーの事についてなのですが、《名探偵コナン》はできますか！？できたらお願いします！( ´∀｀) (2020年10月28日 15時) (レス) id: a614865e72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪ネコMyCo | 作成日時：2020年10月11日 1時
