小さな主と神様の戯れ 第2巻〜本丸本格再始動編〜【刀剣乱舞】

第59話 夕餉と明日の近侍 ページ15

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桜雪達が大広間に着くと、もうみんなそれぞれの場所に座っていた。
一期「桜雪殿、こちらですよ」
今日の近侍である一期が桜雪を呼んだ。
桜雪「いちにぃ！(ﾄﾃﾄﾃ
………あ！きょうのおかゆ、ちゃまご！」
一期「そうですね(微笑み 全部食べれますか？」
桜雪「ちゃべる！」
桜雪のご飯は卵粥。お粥の中でも1番大好きな味だ。

三日月「桜雪、明日の近侍は誰にするか決めたか？」
桜雪「うーんちょね、あちちゃは、からちゃん！」
伽羅「！！俺か？」
桜雪「うん！伽羅ちゃんなの！(ﾆｺﾆｺ」
伽羅「分かった。(照)」

太鼓鐘「なぁ、みっちゃん！伽羅が照れたぜ！(ﾎﾞｿｯ」
光忠「伽羅ちゃんが桜雪に優しくしてあげてるの嬉しいね！(ﾎﾞｿｯ」
鶴丸「あの伽羅坊がな…さすが桜雪だ！(ﾎﾞｿｯ」
伽羅「おい、聞こえてるぞ(怒)」
大倶利伽羅も桜雪にはだいぶ甘いほうだ。口には出さないが、桜雪に対する表情や態度、行動がその証拠。
大倶利伽羅は、明日になるのを楽しみにし始めた。それは桜雪も同じ。


夕餉を皆食べ終わる時、桜雪は卵粥を全て食べきった。ここに来たばかりの頃は、お粥でも最後まで食べられなかったが、1ヶ月以上経ち、桜雪もご飯をだいぶ食べられるようになった。好きな物も増えていった。


光忠(桜雪、だいぶお粥を食べられるようになったな…明日の朝餉は少し変えて、お茶漬けをあげてみようかな…
はぁ、でも桜雪の野菜嫌いはどうやったら治るんだろう……こればっかりは難しいな…葵様…教えて欲しいな……)

燭台切は桜雪の食べる様子を見てそう思った。

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初めての出陣編終わりです。
次は、初めての演練編です。
さあ、演練では何が起こるのか…お楽しみに……


最後のは、桜雪の野菜嫌いに苦戦するみっちゃんを書きたかっただけです。すみません。

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