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第44話 担当役人の訪問 ページ46

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朝餉が終わり、午前は短刀達と遊んだ。
昼餉を食べて少ししてからの事。

シャンシャン
門の呼び鈴がなる音がした。
桜雪は楽しみにしていたのか、門まで全力疾走で迎えに行った。
桜雪「いちゅきにぃに!!」(ギュッ
樹「おわっ!フッ…桜雪様!こんにちは。」
桜雪「こんにちはなの!!(ニコニコ」
樹「刀剣男士の皆様はいらっしゃいますか?」
桜雪「うん!みんないるの!!こっちなの!!」
樹は桜雪に手を引かれながら、大広間へ向かった。その道中、以前とは比べ物にならないくらい綺麗になった本丸を見て、桜雪がこの本丸に来て良かったと安心した。

大広間に着くと刀剣男士達が道を開けるように座っていた。
石切丸「桜雪、こっちにおいで。」
桜雪「ぱっぱ!」
桜雪は上座に座り、樹は刀剣男士の方を向くように座った。
樹「刀剣男士の皆様。挨拶が遅れて申し訳ございません。この本丸の新たな担当になりました。樹と申します。よろしくお願い致します。」
刀剣男士「よろしく頼む!」
刀剣男士は歓迎した。樹の霊力は桜雪程までは行かないが清く白い綺麗な霊力だからだ。その霊力の心地良さは桜雪と同様懐かしさを感じた。
三日月「樹よ…この本丸の担当になったそうだな?それに桜雪をこの本丸に来るきっかけを作ったと…」
樹「はい。桜雪様が親戚に虐待されていた事、この本丸が桜雪様の母、葵様が作り上げた時の政府始まりの本丸である事、この本丸が葵様の引退後ブラック本丸になってしまっていた事…私はその事を知り、どうしても助けたかったのです。この本丸を救えるのは桜雪様しかいないと思い、あの家に行ったんです。」
三日月「その事に嘘偽りないと誓えるか?」
樹「はい。もちろんでございます。」
樹は真っ直ぐと三日月の目を見つめた。
三日月「………はっはっはっ、良きかな良きかな。(ほけほけ お主の霊力は桜雪同様心地良いからな。それに、懐かしい…」

清光「ねぇ!ずっと気になってたんだけど、あんたの霊力、主に、葵様に似てるんだよね。それって……」
清光は感じていた。樹から放たれる霊力は葵に似ていると……
薬研「なぁ、樹の旦那、2つ聞いても良いか?」
樹「はい、何でしょう。」
薬研「旦那は、いつから政府に?」
樹「高校を卒業してすぐの18歳からです。今は20歳なのでまだ政府に勤めてから2年しか経ってないですね。」
薬研「じゃあ、2つ目だ。









旦那は、兄弟は居るか?」

第45話 担当役人の正体と過去→←第43話 本丸生活3日目の朝と新たな予感



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作者名:雪ネコMyCo | 作成日時:2020年10月4日 15時

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