小さな主と神様の戯れ第1巻～出会い編～【刀剣乱舞】 (ページ28)

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第26話深い眠りからの目覚めページ28

？？side

俺は、深い海の底に居た。
俺が眠りについたのは何年前か……

俺以外の？？、？？、？は無事だろうか…
俺はあいつらを守る為に折れた事は後悔してるわけじゃない。むしろ、守れて良かったと、思っている。
？が折られそうになって、庇ったことで折れた俺はそこから長い間暗く深い海の底をさまよっていた。

普段は馴れ合わないと言いながらも、なんだかんだであいつらは昔の好だ。

これからもずっと、永遠にこの折れた俺は目を覚ます事は出来ないと思っていた。

だが、
？？「みんなのいちゃいのはやくなおって！はやく！なおるのーーーー！！！！！」
そんな声が聞こえた。この声は、俺を折った審神者の声ではない。しかも幼いのがわかる。一体………

そう思った瞬間、俺は光に包まれた。

これは…霊力か…？
あぁ、暖かくて心地良い。霊力はその持ち主がどういう者か表すものだ。ここまで清らかで暖かくて純粋な霊力は初代の審神者以来だ…
そういえば、初代の霊力と少し似ている……

こいつが新しい審神者なら、俺は…こいつに着いていく。

俺は目を覚ました。刀が治っている。顕現もしている。ここは…蔵の中か…窓から光が漏れている。久しぶりの光だな…ふと周りを見ると、他にも何振りか折られたであろう刀剣達が居た。こんなに居たのか……

？「あれ？ボク折れたはずなのに、」
？？「刀綺麗に治ってるし！」
？？「皆、審神者に折られた刀達ではないか！俺は清らかな霊力に包まれ、目を覚ましたらここに居た！皆も同じか？」
？？「えぇ、そうです。何やら懐かしい霊力を感じました…」
？？「とりあえず、外に出てみましょう！何かが分かるかもしれません！！」
折れていた刀剣達「ああ！！/はい！/うん！」

俺達は蔵の外に出て、何が起きたのか把握しようとした。その時、招集の鈴の音が聞こえた。とりあえず、行ってみるか…

大広間の前に着いて聞こえてきたのは審神者の過去？の話だった。皆話を聞くのに夢中で俺達に気付いていない。俺達も部屋の外で聞いていた。

そんな辛い過去を…あんな幼子が…
そして？？じゃないが驚きの事実が判明した。
あの幼子が初代の娘だと？あぁ、だから清らかで暖かくて懐かしく感じたのか。ﾌｯ俺の主は今日からこの幼子というわけか……構わん。

(誰sideか分かりましたか？)