小さな主と神様の戯れ第1巻～出会い編～【刀剣乱舞】 (ページ12)

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第11話いざ、大広間へページ12

No side

三日月は衝撃的な発言をした。この本丸にいるほとんどの刀剣男士が桜雪を審神者だと、主だと認めたのだ。
薬研は桜雪が寝静まったあと、もう大丈夫だと判断し、こっそり粟田口部屋に戻っていた。それでも、ほとんどの刀剣男士どころか、兄弟たちも桜雪を主と認めているという事に驚いた。

まだ桜雪はこの本丸に来てたった6振りにしか会っていないというのに…

薬研「それは本当か！？三日月の旦那！」
三日月「あぁ、そうだ。本丸全体が手入れされた時、皆思ったそうだ。
この霊力の持ち主ならば、信頼できると。ずっと支えたいと。」
薬研「そうか…みんなそんな風に…」
三日月「皆早く主に会いたいと言っておるのだ！今日早速大広間へ行ってみないか？」
薬研「いや、旦那…それは…ちょっと…」
三日月「どうした？何が問題あるか？(ｼｭﾝ」
桜雪「………………みんなに、あうの？みんなって、いっぱい、いるの？(ｺﾃﾝ」
三日月「あぁ、そうだ皆お主に会いたがっておるからな、今日行ってみるか？」
桜雪「……………こわい…(ｶﾞｸﾌﾞﾙ」

三日月「薬研よ、先程から感じていたが、桜雪は一体何があったんだ？」
薬研「…それは…」

ﾎﾟﾝｯ
煙とともにこんのすけが現れた。
こん「それはわたくしから皆様にお話致します。そして、新たな情報を入手しました。これは皆様驚かれると共に納得される情報かと思います。」
桜雪「！！こんちゃん！！」
こん「桜雪様ぁああ！！大丈夫でございますか？このこんのすけ、薬を飲んで安心とはいえ、ずっと心配しておりました！！」
桜雪「うん！もう大丈夫だよ！(ﾆｺﾆｺ」
こん「それならば、もう大丈夫でございますね！」

薬研「んで、こんのすけ、さっきの話の続きだ。とりあえず大広間で皆に話すのか？」
こん「はい、それが1番手っ取り早いかと…あと、桜雪様もご一緒で…桜雪様にいくつか聞きたいことがございますゆえ……」
三日月「俺たちは構わぬが、桜雪、お主はどうだ？一緒に行けるか？」
桜雪「……………………やげん、こんちゃん、じぃじ…みんな、いっちょ？」
薬研「あぁ、一緒だ。なんなら、昨日来たいち兄達や、鶴丸の旦那も居るぜ？」
桜雪「……………いく(ｼｭﾝ」
三日月「そうかそうか！はっはっはっ
では、早速皆を大広間に集めよう。」