小さな主と神様の戯れ第1巻～出会い編～【刀剣乱舞】 (ページ8)

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第7話審神者に忍び寄る白い影ページ8

？？side

今日は新しい審神者が来る日だ。もうここに審神者は必要ないと言っても、送ってくる政府は何を考えているんだ？
薬研が審神者を追い返すために門に行ったが、中々戻ってこない。
そんな時、本丸は大きな光に包まれ、気付いたら手入れがされていた。俺だけじゃない、大広間にいた他の皆も元に戻っていて、本丸も綺麗になっていた。

なんだこの霊力は…しかもどこか懐かしいが少し違う。

一期達が霊力を辿るため大広間から出ていったがその3振りも戻ってこなくなった。一体何が起きてるんだ？
疑問に思った俺は、同じように霊力を辿った。着いた先は離れで、薬研や一期達の霊力も感じる。俺は屋根裏に隠れて話を聞いていた。

どうやら審神者の過去について薬研が話しているようだ。
そんな辛い過去を持っているのか。しかもよく見たら布団に寝かされてる新しい審神者は5つにも満たない幼子じゃないか！こりゃ驚きだな…

あの幼さであれだけの清く多い綺麗な霊力。もしかしたら、あの審神者なら、あいつらを救ってくれるかもしれない…

？？「こりゃ驚きだな…」

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薬研side

いち兄たちが桜雪を大将だと認めて話が一段落した時、ふと、上に気配を感じた。これは……

薬研「おーい、鶴丸の旦那！そこに居るのか？」
一期達「！？」

ｽｰｯ
天井の1つの板が開いてそこに居たのはやっぱり鶴丸の旦那だった。屋根裏で何してたんだ…(呆れ)

鶴丸「いやー、薬研！俺に気づくとは驚きだな！気づかれてないと思ってたんだが…」
薬研「いや、どれだけ隠れても霊力の気配は消せないぜ、旦那。」
一期「鶴丸殿、屋根裏で何をされていたのですか？(呆れ)」
鶴丸「薬研や一期達が中々戻ってこないから霊力を辿って来てみたら、薬研の話し声が聞こえてな！」
厚「それで盗み聞きしてたのか…(呆れ)」
鯰尾「それであわよくば、また変なタイミングで驚かせようとしてたんじゃないですか？(呆れ)」
鶴丸「おいおい！そんな哀れむような目で見ないでくれ！

ところで、その審神者の話は本当なのか？」
薬研「……(呆れ)あぁ、そうだ。それにさっき脈を測る時、腕に痣や傷が沢山あったんだ…」
鶴丸「そうか…
よし！俺もこいつを主と呼ぼう！主に沢山の驚きを与えてやる！」

こん「あまり驚かせすぎないようにしてくださいませ…」
鶴丸「皆して、俺の扱い酷くないか！？」

桜雪「んー…」
そんな時、桜雪が目を覚ました。