小さな主と神様の戯れ第1巻～出会い編～【刀剣乱舞】 (ページ39)

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第37話隠れ鬼の勝敗、審神者の行方ページ39

No side

毛利「僕は、五虎退、平野、包丁、小夜、不動、謙信、北谷菜切を捕まえました！！」
毛利が1番捕まえた数が多かった事だ。

しかし、1人だけまだ捕まっていない者が居た。桜雪だ。
薬研「桜雪だけ居ないじゃねぇか。どこに隠れたんだ？」

三日月「あぁ、それはな、ここだ。」
三日月が指をさした方向には、石切丸の腕の中でスヤスヤと可愛らしい寝息を立てている桜雪の姿があった。
石切丸「これからの本丸再生が良い方向に向かうように祈祷しようと祈祷部屋に入ったら、部屋にある神棚の影に隠れて寝ている姿を見つけたんだ。そしたら、隠れ鬼終了の鈴の音がして、起こすのもかわいそうだったから、このまま連れてきたんだよ。」
三日月「はっはっはっ。桜雪の寝顔はやはり愛らしいな。(ほけほけ」
青江「祈祷部屋は包まれているからね、石切丸様の霊力のことだよ？」
長谷部「だから見つけられなかったのか...」
薬研「桜雪はこの本丸に来てまだ2日しか経ってないからな、きっと疲れてたんだろうぜ。このまま寝かせてやろうや。(微笑み」
石切丸「では、私が部屋に運んで寝かせておくよ。」
今剣「石切丸様ならあんしんですね！」
石切丸は審神者部屋に向かった。

しかし、審神者部屋の穢れが残っていた。
石切丸「こんのすけ」(ﾎﾟﾝｯ
こん「はい！石切丸様！
！！桜雪様はどうされたのですか！？」
石切丸「ｼｰ)さっき隠れ鬼で遊んでいる最中に、疲れからか寝てしまったんだよ。だから審神者部屋に寝かせようと思ったんだけど、この部屋の穢れが酷すぎてどうにかならないかと、こんのすけを呼んだんだ。(ｺｿｯ」
こん「…確かに…これは酷いですね…本丸ごと手入れした時に穢れを拭い切れなかったとなると、新しい審神者部屋が必要になります…しかしそれには少しお時間がかかるかと…(ｺｿｯ」
石切丸「では、新しい審神者部屋が出来るまで私の部屋で桜雪を預かるよ。(ｺｿｯ」
こん「分かりました！
では、政府に交渉してまいります！(ｺｿｯ」(ﾎﾟﾝｯ
こんのすけはそう言って政府に戻って行った。

石切丸は桜雪を抱っこし直し、自室へ向かった。

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