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第24話 母が作った絵本 ページ25

No side

こん「桜雪様はなぜ、刀剣男士が刀の付喪神、神様であると知っていたのですか?」
獅子王「それは政府の役人が説明したからじゃないのか?」
こん「いえ、わたくしも最初はそうなのだと思っておりました。離れで桜雪様が薬研様に言った事。」
―――――
桜雪「やげんはかみしゃまなんでしょ?かみしゃまにいじわるしゅるのめー!なの!ままがいっちぇちゃの!かみしゃまはだいじなの!」
―――――
こん「ずっと気になっており、担当である樹様に聞きました。刀剣男士がどういう存在なのかも説明されたのかと…しかし、説明する前に神様なのかと仰ったそうです。
それで、桜雪様…お答えを…」
桜雪「いいよ!
あのね、ままがいっちぇちゃの!かちゃなのかみしゃまが、いっぱいいるんだっちぇ!ままがしょのえほん、いちゅもよんでくれちゃの!さゆきね、しょのえほん、だいしゅきなの!(ニコニコ
でもね、ままがよんでくれちゃえほん、おみしぇやしゃんにないの…(シュン」

こん「その絵本、今この場で見せて頂くことはできますか?」
桜雪「??うん!りゅっくのなかにあるから、いまもっちぇくるね!!」(トテトテ
こん「桜雪様!?……行ってしまわれました…(アワアワ」
三日月「はっはっはっ、すっかりこの本丸に慣れてきたようだな(ほけほけ」

数分後…
トテトテトテトテ
桜雪「これなの!!ままがよんでくれちゃ、かみしゃまのえほん!!」
それは「かたなのかみさま」と書かれた表紙の絵本だった。

こん「中身を拝見してもよろしいですか?」
桜雪「うん!!いいよ!!(ニコニコ」
こんのすけはページを開き、読み始めていった。

こん「昔昔、ある所に神様が居ました。大きなお屋敷に住んでいる神様です。1柱だけではありません。沢山の神様が居ました。その神様達は1つの共通点がありました。それは、刀の神様という事です。小さい子どもの姿の神様、綺麗な瞳を持つ神様、真っ白い神様………沢山の刀から生まれた神様達です。その神様は、刀剣男士という騎士でした。刀剣男士のお仕事は歴史を守る事。歴史を守る為に過去に飛んで、戦って、歴史という1つの世界を守って居ました。
その神様達と一緒に暮らしている女の子が居ました。その女の子は、審神者というお仕事で刀剣男士をまとめる役割でした。戦いに疲れた神様を治したり、新しい仲間を増やしたり、一緒に遊んだりもしました。」

(文字数が…すみません…)

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作者名:雪ネコMyCo | 作成日時:2020年10月4日 15時

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