きすまいのおひめさま3

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「だからやだ。歩きたくないもん。」






横「どうして？理由教えて？なんでいきなりご機嫌斜めになっちゃったのよ」





「理由ない。歩くの嫌なだけ」





横「えー。それはだめ。ワガママだよA。みんな待たせてるし行かないと。大人だからわかるよね？」





「Aまだこどもだもん。わかんない」





横「はぁ、、、まじでどうしたの。心配なるわ。」






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目線を合わせて困ったように眉間にしわ寄せて
頭ぽんぽんしながら何かを考えるわた




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横「お腹空いたの？」




「ちがーう」




横「なんか飲む？Aの好きなジュース買ってくるよ」




「いらなーい」




横「なんか嫌なことでもあったの？」




「べつになーい」




横「じゃあ本当に歩きたくないだけ？」




「うん」




横「わかった。じゃあ置いてく。」




「えっ？」




横「だって歩きたくないから行けないんでしょ？仕方ないよね」




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突然わたに突き放されて
ドッキリの仕掛け人なのにいつものくせでわたの方に手を伸ばしてしまった






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