愛を伝えそびれた【TH】 (ページ2)

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テヒョンが帰った後はジョンググが来る。
テヒョンのように勝手にくる訳じゃなくアポをとってジョンググはくる

ジョンググとは2年半つき合っている。
告白はジョンググから
一個下の後輩が犬系歳下彼氏になるとは思ってもみなかった。
しかも、セフレが出来てしまうとも思わないだろう。

たまに、テヒョンじゃないジョンググの愛が欲しくなる。
ジョンググの愛はいつも真っ直ぐだ。嘘偽りなく欲しい愛を欲しい分だけくれる。

『ジョンググ』

「んー、どうしたのヌナ」

『大好きって言って？』

「んふふ、言わなくてもわかるでしょ？」

『えー。わかんないや』

「ぬなの意地悪。俺が照れるの知ってて言ってるでしょ」

愛おしい。こんなこと思う権利なんてないはずなのに

『ジョンググ、大好き。』

「ぬなぁ！？」

ジョンググは誰より優しい。
なにか間違えてしまっても笑って「大丈夫だよー」なんて言って許してくれる。

だから、セフレがいても笑って許してくれそうなんて頭の片隅で思ってる私は多分この世でいちばん人間のクズだろう。