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九人 ページ10

「わぁ………大きな建物。絵本の中みたい…」



車で連れて来られたのは、左馬刻さんの事務所…?と言う所らしい。
こんなに大きな建物は、家では見た事は無いし、外の景色でも分からなかった。



銃兎「大きい、ですか……。」



銃兎さんは顎に手を添えると、考える素ぶりを見せながら事務所へと入って行った。
置いていかれてはいけないから、私も其の後を小走りで追いかけた。



「じゅ、とさん!、待って下さっ…」



外にも出た事は無いし、ろくな運動もした事が無い。其のためか、足がフラフラと縺れ、やがて倒れそうになってしまう。



銃兎「!、Aさん。部屋の外には出た事がありますか?」



私の異様すぎる程の体力の無さに気付いたのか、銃兎さんは私の前にしゃがみ込むと、手を差し伸べた。



「ぁ、いえ…、出た事は、無いです」



銃兎「……そうか。そう言う事か。成る程な。」



銃兎さんは静かに、また歩き出した。



「あ、の……私、帰れますか?」



早く帰らないと、おにぃちゃん達に心配掛けちゃう。
それに、私は約束を破っちゃったから、其れも謝らないといけない。



兎に角、早く家に帰らないと…。



銃兎「それは……難しいでしょうね。まぁ、詳しいことは、部屋に着いてから言いましょう。」



………難しいって、何が難しいのだろうか?

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そまそまりつりつ(プロフ) - 神推し幻太郎です。ヤンデレっていいですよね……幻太郎のヤンデレが見たいです (2019年7月7日 8時) (レス) id: 179de70c1e (このIDを非表示/違反報告)
キャッチョコソニカ - よう!見に来たゾ!無事わしの左足はギブスになったゾ!ヤンデレもええなぁ! (2019年5月15日 20時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
apipe - 横浜の人達もヤンデレになってほしなー( ´・ω・`)続き楽しみにしてます! (2019年4月22日 23時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
ヤヨイノカラス - 伊織さん» 応援、ありがとうございます!銃兎さんは、ギャップ萌え(なのか?)して、それから好きになりました。 (2019年4月21日 20時) (レス) id: 9757e8e1fd (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - 私は銃兎さんが好きです!応援してます! (2019年4月20日 21時) (レス) id: 7f34580b08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飴村虚数 | 作成日時:2018年12月19日 22時

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