三十五人 ページ36
・
ふと、洗面所の鏡を除くと、其処に映るのは_______________黒髪の私だった。元々、目のカラーコンタクトは寝ている時は外して居たから緑だったけど、髪色は左馬刻さんと同じ白だった…はず。
「……ぇ、何で?どして?」
私は半パニックになり欠け、髪の毛をわしゃわしゃと触ってみる。が、髪色は戻るはずも無く只々、ぐしゃぐしゃになるだけだった。
「………まさか、いちにぃが?いやぁ、そんな訳ないか。」
きっと、色が取れちゃったんだ。ほら、ラプンツェルだって一瞬でブロンドからチョコレート色になったでしょ?
きっと、其れなんだ。
そんな童話染みた事を考えながら、廊下を歩くといつのまにか、リビングの前に立っていた。
………馬鹿。あり得ないよね、そんなの。
「………お、おはよ。」
私は少し震えかかった喉を、どうにか正常にした。
三郎「おはようございます。A。」
二郎「はよ。」
あ……じろにぃ、寝起きなんだなぁ。めっちゃ眠そうだし髪もセットされてない。
うん、何かいちにぃ見たい。
一郎「Aは三郎の隣な!ま、もうちょい待ってくれ。」
いちにぃは手を動かしながら、私の方を振り向き昨日のニカッとした笑顔をまた見せた。
「……うんっ。」
275人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そまそまりつりつ(プロフ) - 神推し幻太郎です。ヤンデレっていいですよね……幻太郎のヤンデレが見たいです (2019年7月7日 8時) (レス) id: 179de70c1e (このIDを非表示/違反報告)
キャッチョコソニカ - よう!見に来たゾ!無事わしの左足はギブスになったゾ!ヤンデレもええなぁ! (2019年5月15日 20時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
apipe - 横浜の人達もヤンデレになってほしなー( ´・ω・`)続き楽しみにしてます! (2019年4月22日 23時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
ヤヨイノカラス - 伊織さん» 応援、ありがとうございます!銃兎さんは、ギャップ萌え(なのか?)して、それから好きになりました。 (2019年4月21日 20時) (レス) id: 9757e8e1fd (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - 私は銃兎さんが好きです!応援してます! (2019年4月20日 21時) (レス) id: 7f34580b08 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:飴村虚数 | 作成日時:2018年12月19日 22時