【ヤンデレ】ホントウは何？【ヒプマイ】

二十四人 ページ25

？『A！危ねぇから降りろっ！』



？「えぇ………ぜったいやだぁ！」



黒髪の男の人と………黒髪の女の子？が、私の数歩先で仲が良さそうに話したり、笑いあったりしている。



なんか………羨ましいな、ああ言う兄妹？みたいな関係。
私は、気付いたら……おにぃちゃんが…_______________あれ？



「私、前に、何してたんだっけ？」



おにぃちゃんの記憶のずっと前。私は、“気付いたら”おにぃちゃんの所にいた。
と言うことは、物心つく前の時は……違う所に…。



すると、黒髪の女の子の方が急に口を開けた。



？「一郎君！そろそろかえろ！」



………一郎君…？



それって、さっき会った人と同じ名前、？



あれ、私_______________



「っ、ゔぅ、ふっ……あぁっ」



なんで、泣いてるんだろう？









？「、！………A！」



「っ？！………ぁ、じゅとさん…お早う御座いま…、どうかしましたか？」



銃兎さんが、珍しく焦って居たから少し気になり、問いかけてみる。



銃兎「、泣いて居ますよ。何か、変な夢でも見ましたか？………例えば昔の夢とか、ね、」



「………昔かは良く分からないんですけど、何故か其の人を見ていると涙が溢れて…」



どうやら、夢と現実は連動しているらしい。



「……私、また気絶してしまいましたか？」



一言、謝ろうとすると銃兎さんは其れを遮る様に、言葉を述べた。



銃兎「いえ。………これで、俺の考えも固まりました。」



「…え？」









銃兎「……A、もう、あの家に帰ってはいけません。」

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