【ヤンデレ】ホントウは何？【ヒプマイ】

二十三人 ページ24

「ひっ………や、やだぁっ…じゅ、とさっ、私っ！」



急いで私は、身の危険を銃兎さんに伝えようとするが、喉がヒューヒューと鳴って上手く話せないし、上手く息が吸えない。



嗚呼、このまま_______________死んでしまうのだろうか？



……私の喉がもう一回鳴ると、其処で私は意識を落とした。



_______________最後に聞こえたのは、誰かが叫ぶ様に歌う声だけだった。








銃兎「A……矢張り、そうなってしまいますか。」



左馬刻「………おい銃兎。このガキ、何で連れてきたんだァ？……おめぇは、こうなる事を知ってたんだろ。」



………矢張り、騙せないか。



銃兎「……試してみたかったのですよ。麻天狼を見たら、Aはどんな反応をするのか…。」



お兄ちゃんの所に帰りたい。と言えば、一通り終わったら返すつもりだった。
………けれど、予想通り其れは無かった。、残念だったな。観音坂独歩。



銃兎「お前の所には、返さねぇよ。」



俺は小声でボソリと呟いた。

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