十四人 ページ15
左馬刻「………銃兎、お前…」
銃兎「懐かれただけです。」
あれからずっと、Aが俺の側を着いて離れず、ほぼ一緒に居ると言う状況が生まれている。
左馬刻「おいガキ。」
「っ、何ですか。左馬刻さ、ん…」
左馬刻「……チッ、何でもねぇ。」
「ゔぅ…」
………左馬刻、そんな事したら嫌われるぞ。←
ガチャ
理鶯「邪魔するぞ、左馬刻。」
左馬刻「理鶯、良いところに………銃兎がよぉ、其処のガキにベタ惚れなんだぜ?ウサポリ公の癖に…」
理鶯「?、左馬刻。その子は何処に居るのだ?」
左馬刻「銃兎の足元、良く見てみろよ。」
すると理鶯は視線を俺に移し、足元をゆっくりと見る。
漸く、Aの存在に気付いたのか、ニコリと笑みを浮かべた。
理鶯「出てくるんだ。小官は何もしない。」
「……」
Aは顔だけをヒョコリと出すと、暫く理鶯を困ったような顔で見つめ返した。
「………り、おうさん。宜しく御願いします…」
それだけ言うと、次は左馬刻の足元に隠れ、絨毯の上に座り込んでしまう。
………理鶯は身長が大きいからな。多分、其処で恐怖を感じているのだろう。と銃兎は考えた。
左馬刻「っ、おい、離れろ。」
「、理鶯さん、怖くないですか?大丈夫ですか?」
左馬刻「………俺よりはマシじゃねぇか?」
あ、自覚はしてるんだな、左馬刻。←
「………、りおうさん。」
理鶯「何だ?小官の出来ることなら、何でもするが…」
「抱っこ、して、下さいっ……」
理鶯「了解した。」
理鶯はそう言うと、ヒョイっとAを意図も簡単に抱き抱え、Aの表情を伺った。
すると、
理鶯「、寝てしまった、か。」
理鶯はゆっくりとソファにAを寝かせてやると、銃兎の顔に目を向けた。
理鶯「、それで。話とは何だ?銃兎。」
銃兎「嗚呼。、そうだったな。_________________Aは、観音坂独歩の妹では無い。」
その場の雰囲気が、一瞬にして凍った。
275人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そまそまりつりつ(プロフ) - 神推し幻太郎です。ヤンデレっていいですよね……幻太郎のヤンデレが見たいです (2019年7月7日 8時) (レス) id: 179de70c1e (このIDを非表示/違反報告)
キャッチョコソニカ - よう!見に来たゾ!無事わしの左足はギブスになったゾ!ヤンデレもええなぁ! (2019年5月15日 20時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
apipe - 横浜の人達もヤンデレになってほしなー( ´・ω・`)続き楽しみにしてます! (2019年4月22日 23時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
ヤヨイノカラス - 伊織さん» 応援、ありがとうございます!銃兎さんは、ギャップ萌え(なのか?)して、それから好きになりました。 (2019年4月21日 20時) (レス) id: 9757e8e1fd (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - 私は銃兎さんが好きです!応援してます! (2019年4月20日 21時) (レス) id: 7f34580b08 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:飴村虚数 | 作成日時:2018年12月19日 22時