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十人 ページ11

部屋の中に入ると、黒を基調とした部屋が其処には広がって居た。
黒のソファに、黒のミニテーブル、黒の絨毯…。何処を見ても、大体は黒しか無かった。



何処に座れば良いのかとオロオロして居ると、左馬刻さんが舌打ちをし、自分の隣の空いているソファのスペースを指差した。



私がソファに腰掛けると、左馬刻さんは静かな声で問いかけてきた。



左馬刻「単刀直入に言う。お前は観音坂独歩の連れか?、其れとも、ただのガキか?」



観音坂独歩。それは間違いなく、私が今一番会いたい、おにぃちゃんの名前であった。



「そ、そうです、けど…」



私は俯きながら、地につかない足をパタパタを動かし、可笑しな緊張を紛らわせ様とした。



左馬刻「おいどうすんだよ、銃兎。此のガキ、中々厄介だぜ?」



銃兎「………捨てろ。とでも言うんですか?」



左馬刻「、っは。それ以外何があんだよ。」



左馬刻さんは、鼻で笑った後、当たり前の事を述べるかの様に言葉を発した。



銃兎「要するに、お前は預かるのが嫌なんだな。」



左馬刻「話の分かるポリ公で良かったぜ。」



銃兎「…はぁ。分かりました。Aさんは、俺が預かります。
その代わり左馬刻、後から何を言っても無駄ですからね?」



銃兎さんは其う言うと、私の事を軽々と抱き上げると、左馬刻さんの部屋のドアへと一直線向かい、事務所を出ると、何処に停めてあったか謎なパトカーの後ろに私を乗せた。



「あ、あの…」



銃兎「今の所は俺が預かる。」



銃兎さんは其れだけ言うと、パトカーを運転し始めた。
少しの揺れが心地良かったのか、私は意識を夢の中へと何時の間にか落として居た。

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そまそまりつりつ(プロフ) - 神推し幻太郎です。ヤンデレっていいですよね……幻太郎のヤンデレが見たいです (2019年7月7日 8時) (レス) id: 179de70c1e (このIDを非表示/違反報告)
キャッチョコソニカ - よう!見に来たゾ!無事わしの左足はギブスになったゾ!ヤンデレもええなぁ! (2019年5月15日 20時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
apipe - 横浜の人達もヤンデレになってほしなー( ´・ω・`)続き楽しみにしてます! (2019年4月22日 23時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
ヤヨイノカラス - 伊織さん» 応援、ありがとうございます!銃兎さんは、ギャップ萌え(なのか?)して、それから好きになりました。 (2019年4月21日 20時) (レス) id: 9757e8e1fd (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - 私は銃兎さんが好きです!応援してます! (2019年4月20日 21時) (レス) id: 7f34580b08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飴村虚数 | 作成日時:2018年12月19日 22時

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