6本のバラに希望を乗せて (ページ23)

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#21 寝起きドッキリ② ページ23

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菊池side

そんなこんなで俺と中島で
Aの様子を確認しに行くことに

ふまけん「じゃあ行ってきます」

--ガチャ

そーっ

Aの寝顔は何回も見たことあるけど
ガチ寝はないからな、俺みたいに下着姿とかじゃ
なければいいけど……

中島「(小声)音立てんなよ」

菊池「(小声)わかってるって」

ゆっくりと物音立てずにベットのある方へ進んでいく

内心ドキドキハラハラしながら
俺と中島は進んでた

そして、目に飛び込んで来た光景が……

ふまけん「「えっ」」

いるであろうはずのベットの上には
Aの姿はなくもぬけの殻だった

中島「Aいないじゃん」

菊池「は？どういうこと？？」

部屋中探してみるもAの姿はいない

え？誘拐？？

とりあえず外のメンバーに伝える
和田のドッキリの場合もあるしな

菊池「Aいないんだけど」

佐藤・マリ・和田「「「えっ！？」」」

菊池「和田が驚いてるってことはドッキリとかじゃねーんだな。すぐA探すぞ」

佐藤「どういうこと？Aいないの？」

和田「えつえっ？Aちゃんいないんですか！？ちょっとやばくないですか？？誘拐ですか！？」

菊池「わかんねーよ！とりあえず探さな……」

とみんなてんやわんやしてると
ぽけーっとした姿が見えて

『あれ？みんな私の部屋の前で何してるの？？』

菊池「A…お前どこいって……」

『ん？朝ゆっくりって言ってたから早く起きて朝風呂行ってたのー、すごく気持ちよかったよ〜』

中島「Aっ！？良かった！！」

--ぎゅっ

Aの姿を見た瞬間、中島が飛び込むようにして抱きつきに行った

『わぁっ！？ケンティー？どうしたの？？なんか事件？？』

すかさずマリウスや勝利もAの方へ駆け寄って

マリ「Aちゃん心配したんだよー」

佐藤「誘拐されたのかと思った」

『誘拐？？なんで？？』

状況が分かってないAに近づいて

--ぺちっ

『痛っ(泣)』

1発デコピンを喰らわせてやった

菊池「マジでお前企画クラッシャーだな」

『もうっ！いきなりなんなの痛いじゃん！あと企画ってなんなの！聞いてないもん！』

和田「喧嘩しないでくださいっ、実は寝起きドッキリしてて………」

『寝起きドッキリ……？あっ！！なるほど……すみません…』

中島「Aの寝顔が守れたってことでいいじゃん」

『和田さんごめんなさーーい！』

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