6本のバラに希望を乗せて (ページ14)

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#12 anan④ ページ14

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Aside

あの風磨くんとの喧嘩の日から早2日、、、

未だに仲直り出来てない。

いや、仲直りするタイミングがなかったんだよね。

うん、そういうこと。

だって、グループ仕事なかなかないからさ！

そんなに会うことがないのさ！

でも、風磨くんとはほぼ毎日のように
連絡の取り合いしててそれが今ないからなんかね……

なんてことを色々と考えてたら

--コンコン

？「A、入るよ」

『あ、はーい！どうぞ！」

そう言って、楽屋に入ってきたのは

櫻井「おはよう、もうすぐで打ち合わせするけどその前にちょっと話し良い？」

嵐の櫻井翔くん。
翔くんは遠い親戚でもあり、頼れる先輩でもあり
本当のお兄ちゃん見たいになかよしなんだ。

そして、今日はNEWS ZEROの日で
私はお天気コーナーを任されてて週に一回
翔くんと一緒に仕事してるの。

で、今日は月曜日だから一緒に仕事する日なのです。

いつも、打ち合わせの後に雑談したりするのに
今日は珍しいなぁ

『全然大丈夫だよ。話って？』

櫻井「anan観たよ。Aが凄く大人になっててびっくりした。ずっと知ってるからなんか変な感じがしたけど、Aも大人の女性になったんだね。」

『えへへっ翔くんに褒められるとなんか恥ずかしいな。翔くんも昔やってたもんね！』

櫻井「やったやった！ほんとこの撮影のために身体作り頑張ったもんなぁ。Aも頑張ったね。」

『ね！頑張ったんだよー！私ももう20代前半のピチピチな女の子ですから。』

櫻井「これ、メンバーのみんなも驚いてたんじゃない？」

『みんなびっくりしてたよ〜、勝利とケンティーは呆然としてて、聡ちゃん、マリちゃんは見れないよー。って言ってた笑』

櫻井「風磨は？」

『…翔くん、もしかして風磨くんから何か聞いたの？』

櫻井「まぁ、ね。風磨めちゃくちゃ落ち込んでたよ。Aと喧嘩して2日間も連絡とってないって。」

『知らない。たった2日くらい連絡取らなくたって死なないよ。それに風磨くんが一方的に怒ってきたんだよ？』

櫻井「うん。それは風磨が悪いよ。Aは与えられた仕事をきちんとこなした、偉いよ？」

『でしょ？』

櫻井「でも風磨の気持ちも分かるなー。」

『え……？』

櫻井「だって可愛い可愛い大切な妹のAのさ、こんな綺麗な姿を何も知らされずに、見た時、俺も複雑な気持ちになったもんな。」

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