6本のバラに希望を乗せて (ページ13)

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#11 anan③ ページ13

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菊池side

ドリンクを買いに行こうと、コンビニに入って
ふと、雑誌コーナーに目をやった時に
それが目についた。

菊池「…え?」

Aのセクシーなゾーン姿が(おい←)

いやいや、そんなボケは置いといて
どういうこと？？

なんでAのこの姿が全国に広がってるわけ？？

ちょっと意味が分からないんだけど…

え？？

こんな仕事あるって聞いてないんだけど？

とりあえずAに聞くか。

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そして、たまたまグループ仕事で
メンバーが集まる日だったからAに直接聞くことにした。

優しく聞こうとは心がけてたんだけど、
実際、本人を目の前にするとなんとも言えない感情が湧き上がってきて

菊池「なぁA、これなに」

なんて、不機嫌に聞いてしまって

『なんで風磨くんそんな不機嫌なの？雑誌の表紙飾ったんだけど？？』

その返しにもカチンときて

菊池「Aどういうことだよ。」

『どうもこうも仕事だよ、仕事。』

菊池「そんなこと分かってるけど、俺ら聞いてねぇんだけど。」

『だって言ってないもん。なんでいちいちメンバーに仕事の報告しなきゃいけないの？』

という事になってしまった。

そして、俺と喧嘩した時は決まって
中島に甘えに行く。

その光景も、気に食わない。

ほら、また抱きついて、甘えて
中島も甘えさせて。

Aが俺の想いなんて全くわかってないなんて事は知ってるけど、、

それにしても、甘えすぎじゃねーの？

佐藤「風磨くん、落ち着いて、Aはなんで俺たちが怒ってる、動揺してるのか分かってないから。」

菊池「そんなことはわかってるよ。」

松島「それにしても、このAちゃんは刺激強すぎだよね…、」

マリ「でも、風磨くん。Aちゃんにあの言い方はダメだよ。Aちゃんが1番嫌がる言葉じゃん。」

菊池「それも知ってる…」

マリ「風磨くんは本当に素直じゃないんだから。特にAちゃんには」

確かに、それは自分でも思ってる
でもAは本当に1番護ってやりたいメンバーだし
護ってやらないといけないメンバーの1人で

しかも、女の子で

ってなったら過保護にもなるくね？？

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