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楽｢ははっ、そんな緊張することないって。｣
私は夢を見ているのだろうか。
目の前には八乙女楽さんがいる。
私はオーダーを済ませて(？)席に着いた。
A｢あの、コーヒーご馳走様です……｣
楽｢そんな1杯くらいいいって。でも、スイーツ断られたのは意外だった。女の子って甘いもん好きだろ？｣
A｢それは……｣
コーヒーを奢ってくれる上にスイーツなんで頼めるわけないだろ！？
さすがに断るわ。
楽｢あとごめんな、席空いてなくておなじテーブルで。｣
A｢それはこちらのセリフでして、逆に私が相席で申し訳ないです……｣
楽｢あんた、面白いな笑｣
笑いながら片手にコーヒー。絵になりすぎる……。
楽｢昨日、どうだった？｣
A｢え、｣
楽｢楽しかったか？｣
それは……
A｢はい！すごく楽しかったです！｣
楽｢…………そっか。それは良かった。俺たちが見たかった笑顔だ。｣
A｢これからもずっと応援してます。｣
楽｢あぁ、ありがとう。｣
それから私は時間の許す限り楽さんとの時間を過ごした。
どんな演出が好きだったとか、なんの曲が好きなのかとか。
ほんの少しの時間だけど、私にはかけがえのない時間だった。
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作者名：てる | 作成日時：2024年2月2日 0時
