平野くん、頑張って！

気づかなくて... ページ5

紫耀side

やっべ

心のなかでそう呟いた。

頭痛がやばいし、だるい。

でも、今日はメンバー全員が揃う日だから行かないとみんなに迷惑かけちゃう。

とりあえず熱でも...

ピピッ

｢37.4℃｣

でも、これぐらいなんとかがんばれる！



紫耀｢あれ、｣

廉｢あ、紫耀久しぶりやな｣

廉にバレないってことは顔色はまだ普通だ。

でもまじだるくて身体が思うように動かない。

紫耀｢今、来たの｣

廉｢うん、一緒に行こ｣

紫耀｢うん｣


楽屋に行く途中でみんなと会った。

海人｢紫耀と廉じゃん｣

勇太｢よっ！｣

でも一人いない。

紫耀｢岸くんは｣

勇太｢まだ来てないんじゃないか？｣

よかった、まだバレてない。


岸くん以外のみんな揃って楽屋に行くと、

岸くんソファでぐったりしてて...

みんなはとっさに岸くんのところに行った。

優太｢はぁ......はぁｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ｣

勇太｢岸くん！？大丈夫！？｣

海人｢熱いよ！ヤバイじゃん。誰か水持ってる!？｣

勇太｢あ、俺ペットボトル２つ持ってる｣

海人｢それちょうだい！｣

廉｢海人、これ｣

海人｢廉ありがと、岸くん熱測るよ｣

ピピッ

｢38.9℃｣

勇太｢紫耀なにやってんの！紫耀も何かしてよ｣

紫耀｢え｣

勇太｢こんな状況でえじゃないだろ！｣

紫耀｢あ、じゃあ｣

海人｢もういいよ、ほっといて｣

廉｢ちょっとみんな｣



紫耀｢俺、冷えピタ、買ってくる｣

勇太｢じゃあ、さっさと買ってきて｣

色々言われたけど冷えピタを買いに楽屋を出た。

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