お前、浮気しすぎだろ【灰谷蘭】

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2日後、事務所へ行くと留守電が入ってた。



…



A 「一目惚れした相手を探して欲しい、と？」



女の子 「はいっ！この人なんですけど…」



A 『この人ですか？』



女の子 「こ、この人、私が道に迷ってた時、笑顔で大丈夫？って言ってくださって、、。えぇと、名前は聞きました！蘭さんですっ！」



A 「見つかったらどうするんですか！？」



女の子 「えっと……告、白です、、やっぱおかしいですねっ。忘れてください！！」



おかしいと言うより、ぶっ飛んでるな。
会って2回目で告白はすごい勇気ある行動だな〜
てか、成功したとしても凄い年の差だよね。



A 「柊さんは何歳なんですか？？」



女の子 「あ、えぇと17です」



セブンティーン！
華の17歳じゃねぇか、羨ましい。
私も17の時は恋する乙女だっけ……や、初恋すら来てないもんな。恋したい。ガチでしたい。



A 「ん〜、依頼費高いですよ？？」



正直、この子にはおすすめしたくないな〜
相手反社だし、出費えぐいし、何より危ないし？








……





女の子 「お願いしまあああずうう゛」



A 「…」



女の子 「お金なら持ってるしぃぃ！！」



A 「あんた子どもでしょ、成人してから来てくださいっ！ごめんね！」



危ないので依頼を断ったら泣き始めた。
こんなことになるなら断ってよかった！判断良き！



その日は事務所を閉め、もう1人の依頼人の所へ行った。






えぇと、確か人探しだっけ？

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