輝く個性の物語【スト＊短編集】 (ページ34)

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＊みーつけた＊ green ページ34

greenさんパパです。

一歳くらいの女の子(りんちゃん)がいるっていう設定。

Aside

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『りんちゃーん？どこかなぁ？こっちかなぁ？』

りん『きゃー(≧▽≦)』

『あっ？こっちだなぁ？まてまて～！』

ってリビングのローテーブルの周りをぐるぐるおいかけっこをしている二人。

りんはまだ上手に歩けないから高速ハイハイ。

しんちゃんも、

“踏んじゃいそうで怖い”

って言って、りんと遊ぶときはいつも四つ這いで移動してるから結局二人ともハイハイw

でもそれがちょうど楽しいみたいで、りんはご満悦。

『りんちゃーん？どこにいったのかなぁ？声だして～？じゃなきゃパパ分かんないよ～』

ってかくれんぼのような鬼ごっこのような……。

『パパ～！』ってりんが声をかければ手探りでそこまでいって、しんちゃんの手が触れるか触れないかのところで『きゃー(≧▽≦)』って言って逃げるっていう遊び。

楽しそうな二人を眺める幸せな時間。

『まてまて～』ってりんを追いかけていたしんちゃんがいつの間にか私のすぐ近くにいて……。

『……ん？……りん、じゃないな？』

って私の腕をさわって……。

“ぎゅっ”

『みーつけた。』

って急に抱きしめられる。

「えっ！？……りんが見てるよ？」

心臓がドキッと跳ねた。

『いいの。俺の変わりに……見ててもらおう。』

夫婦になって、子どもが生まれても変わらない。

いつだって、そうやってあなたが私を見つけてくれるから、何度だって私はあなたに恋をするんだ……。

END