【H×H】恩を返したい〈２〉 (ページ14)

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右か左かページ14

『トヴィア…ラージャエル…』

「知ってたの？まあいいんだけど。俺はなぁ？ここでお前らを脱落させるとさ、３０年分はチャラになるワケ」

だから絶対に殺す…ってことか…

出来るだけ戦闘は回避したかったけど…

今回は無理みたいだね…

「A、私に任せて」

『大丈夫…？２人いるけど…』

「もちのろん！でも、その後は…ちょっと迷惑かけちゃうかも」

ルリカ一人で大丈夫かな…

弱くないのはわかってるけど…

でも…ここでルリカが脱落したら、困るのは私なんだよね…

それと…迷惑かけるって…何する気…？

「それじゃ先手必勝ね！悪魔の囁き(デビルズトーク)！」

…一見、何もしていないように見える…

けど…相手が物凄い顔をしているってことは…何かをしているみたい…だね

１０分経過。相手は…泡を吐いて倒れてる…

これが泡を吐いて倒れるという状態か…

なんか…凄い…

「じゃあ進も！」

『うん…』

あえて何も聞かないでおこう…

変に聞いて…変に色々なるのは嫌だからね…

正直、そうなると面倒だから…

…ゴンとキルアは大丈夫かな…無事だといいんだけど…

「？主人？顔色悪いんけんど…大丈夫でやすか？」

『…そう…？大丈夫だけど…心配しなくていいよ』

「そうでやすか…」

シキは地味なところ、敏感だな…

顔色悪い…か。最近は毒飲んでなかったから…少し耐性が弱まったのかな…

……っと…看板…か

《右は火傷、左は死。どちらかに進め》

…火傷…火の海だと思える…

左は死…？ある程度の生き物なら殺せはできる…

死…とは…

「…気味が悪いね…」

『左に行こう…多分、それで正解』

ある程度なら対処できる。だから…左に行こう…

ギィィ…ヒュゥゥゥゥ

！？一階まで…落ちる…！？

流石にこれは想定していなかった…私の能力じゃ太刀打ちできない…

ルリカも…当てにはならない…

どうしようか…