死神との出会い4 ページ5
.
.
.
.
新一side
・・・・・・相席してくれたオネーサン、どっかで見たことあんな。
・・・どこだ?
先月くらいだったと思うが・・・
『新一くん、注文は?』
『ガッツリ系で、梓さんのおすすめ一つ』
名探偵も名ばかりかよ、
『カツカレーでもいいかな???』
『良いですよー』
『了解っ!
あ、Aちゃん、コーヒーサービスするけどおかわりどうする?』
「え?いいの??」
『席譲ってくれたし、この前お勉強教えてくれたお礼もあるし!』
「あんなの呼んでくれればいつでも教えるよ〜」
『さすが、東都大生よね、就職はもう決まったんでしょー??』
「就職もきまったし、レポートもだして、卒業に必要な単位もすでに取ったしね〜。ヒマしてるからまたわからないところがあったら聞いてね、梓さん」
東都大、
レポート、
『あ!!!』
『「ど、どうしたの!」』
『あ、大声出してスミマセン、お姉さん、東都大の最寄り駅でパソコン電車の中に落として項垂れてたお姉さんでしょ!』
「!!!なぜ君がそれを!!!イ○スタにでもアップされてた?!」
『いや、アップされてたかは知らねーけど、覚えてない?拾ったの、俺』
「(じーっ)・・・おお!!よく見たらあのときの!恩人ではあるまいか!!」
『え?Aちゃんと新一くんしりあいだったの?』
「うん、恩人!!
いや〜あのときはレポートなくしたことと、見つかったことの喜びで恩人の顔をちゃんと記憶してなくて、すぐ気づけなかった!ゴメンね?」
『いや、別に大したことしてないよ、お姉さん見たことあるなって思ってたくらいだから』
「ここであったのもなにかの縁!
この前のお礼も兼ねてここのお代は私が出すよ!」
『いや!そんな、悪いって!』
「まあまあ、私の気が変わる前に奢られときなさいな、高校生!」
『あ、あざっす。』
.
1543人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆみお | 作成日時:2018年9月3日 1時