#23 ページ24
.
いつの間にか寝てしまっていたのだろうか。
ふと目を覚ます。
今何時だろう…?
ベットサイドにある時計を見た。
「1時……」
と、そこで自分が裸だということに気付く。
そして血の気がサーっと引いた。
もしかして…もしかして……
「あ、起きた??」
バスルームから髪の毛を拭きながら羽生くんが出てくる。
「わっ、私……!!!」
「Aすーっごい可愛かったよ?(ニッコリ」
羽生くんにそう言われて顔が熱くなる。
というより、今はもはや羽生くんの(ニッコリ にすら狂気を感じる……
はぁ、結局私は自分の中の悪魔に負けたのか…。
少しずつ蘇ってくる記憶にまた赤面する。
「ちょっと…シャワーお借りします……。」
私はそそくさとバスルームに移動する。
「ふっ、もう全部見られたんだからそんな隠すことないじゃん笑」
「そ、そういう問題じゃないの!」
私はシャワーを浴びながら悶々とこれまでの過程を思い返す。
あの時の私はどうかしてた。ってそう思っても再び同じ場面に出くわしたらまた同じことになるだろう。
羽生くんだから許した、羽生くんだから拒まなかった。嫌でもそういうことになる。
誰かにこのことを相談しても「じゃあなんでもっと強く拒否しなかったんだ」って言われたらそれでおしまいだ。
結局は私も羽生くんが好きだからこうなったんだもんね。
やばい、めちゃくちゃ自己分析しちゃってるわ。
「はぁ、これからどうしよ。」
もう正直この先不安しかない。
.
369人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柚紀(プロフ) - 未来さん» ありがとうございます涙 これからも頑張ります\( ・ω・ )/ (2018年2月27日 7時) (レス) id: 678380d46e (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 更新頑張ってください!! (2018年2月27日 6時) (レス) id: ee26f29eef (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 羽生くん…天使かな?もうヤンデレ最高っすね!! (2018年2月27日 6時) (レス) id: ee26f29eef (このIDを非表示/違反報告)
柚紀(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます涙 ちゃんとヤンデレになってるのか不安なんですが頑張ります(*´>ω<`) (2018年2月27日 0時) (レス) id: 678380d46e (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - すごいおもしろい!ヤンデレさいこー (2018年2月26日 22時) (レス) id: 1803f0d223 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:柚紀 | 作成日時:2017年2月25日 0時