私は《遊んでる》らしい。【阿部亮平】 (ページ9)

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fk「お邪魔しました～～～」

『マジ邪魔でした～～～』

みっちり五時間勉強して阿部くんたちを玄関で見送っていると

忘れていた＂あいつら”がやって来た

mm「え？？もう帰っちゃうの？？」

『ちょ、蓮！！！！！』

ru「ふっかさん達も一緒にご飯食べようよ～！」

『ん？ラウ？ここは私の家なんだが？？』

fk「ええ！ラウいいの～？？じゃ、お邪魔しちゃおっかな～」

『お邪魔すんなて！ここは私の家だってば』

sk「よし、お邪魔しまあーす！！」

『誰も私の話聞いてくれん！！！！！』

mm「ってことで、姉貴。冷蔵庫見てきたら全然材料ないから阿部くんと買ってきて」

ab「『え？』」

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『なんか、、、ごめんね。うちのバカ蓮とラウのせいで・・・』

何故か、まさかの急展開に頭が追い付かないまま買い出し

阿部くんご指名のせいでさっきからめちゃくちゃ変な空気が流れている・・・

ab「ううん、それは寧ろ俺からすればラッキーというか。」

『え？』

ab「だって、今日目黒さんと全然話せなかったし？」

「舘さんとばっか話しててずるかった～」なんて言いながら小石を軽くける振りをする阿部くんは

ちょっと拗ねてる保育園児みたいで可愛い

ab「俺とももっと話してよ」

『別に・・・話してるじゃん？』

ab「俺はもっと仲良くなりたいのに」

「舘さんばっか呼び捨て」

「ねえ、俺も、Aって呼んでいい？」

静かな道で周りには私たちしかいない

なんだか取り巻く空気が変で妙に呑まれそうな感覚に陥る

阿部くんのまっすぐな目に吸い込まれそうで、

なんとか、頷くことしかできなかった

ab「・・・よかったあ～～～

よろしくね、A？」

阿部くんって、もしかして要注意人物かも