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・・・授業中。さっきから視線が痛い



いや、教室中の女子からの視線は大分マシになったしね?子の視線は女子からじゃなくて、





『何か、私の顔についてます?』


ab「いーや?」





隣の席、つまり阿部くんから






めちゃくちゃニコニコした顔で見られてるんだけど、

集中できないよね。






『授業中ですよ』

ab「目黒さん授業中とか関係ないタイプでしょ〜」

『は?』

ab「え?だって前欠点の人用の補習出てたじゃん」



『・・・・!!!!??』



ab「廊下から見えたの

ほら、去年は別のクラスだったから知らなかったけど、

意外と勉強苦手なんだな〜って」








まだニコニコしながらそういう阿部くんはだんだん悪魔に見えてくる


確かに、阿部くんからしたら欠点なんてありえない話だろうけど




めちゃくちゃバカにするじゃん。








ab「拗ねないでよ〜」


『拗ねてませんけど』


ab「勉強教えてあげよっか??」






・・・今、なんと






ab「あはは、ちょっと反応したね〜

一緒に勉強する?」






正直、学年一位の頭脳に教えてもらえるとかそんないい話は無い。

なんせ、私は去年ほんとにギリギリで進級したようなもんだし、
一回の欠点が命取りなのだ




かといって、ここで素直に甘えてみよう


バレたら終わり。一緒に勉強してるとこなんて見られたら終わりなんてもんじゃすまない気がする









『・・・お断りします、』


ab「へえー、今度の中間めっちゃむずいらしいけど頑張ってね」


『は・・・?え、ちょっと待っ』


ab「周りの目が気になるかなーと思って俺の家か目黒さんの家でしようかと思ったのに残念だな〜」


ab「俺だったら、次の中間欠点どころか平均点以上取らせてあげれる自信あるけど


・・・で、どうする?」



『・・・お願いします、、』



ab「はい、決まり〜〜〜〜〜!」

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作者名:華子 | 作成日時:2020年7月27日 8時

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