私は《遊んでる》らしい。【阿部亮平】 (ページ22)

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㎜「で、好きだってちゃんとわかったわけ？」

『・・へい。』

ru「照れてる～かーわい」

『あのねえ？年上をからかうんじゃないよ？』

ru「明日楽しみだなあ久々にしょっぴーに会えるし、岩本君たちのタピオカ奢って貰えることになったし！」

『くれぐれも変なこと言わないでよ？？？

あと、一応あんたたちの顔広まってるから気を付けて・・・』

あのまま保健室から阿部くんに家まで送ってもらい、

家にいた二人にもきちんと今日のことは話しておいた

私のひとことで蓮もラウも一気に顔つきが険しくなる

まだ中学生の、なんも関係のないこの子たちまで巻き込むのは本当に許せない

じわじわと目に涙が溜まってきた私に

蓮は照れ隠しからか乱暴に頭を撫でてきて、

ラウは勢いよく抱き着いてきた

いつもは生意気な二人だけど、結局大事な家族と家族同然の仲なわけで

気持ちも落ち着くのにそう時間はかからなかった。

mm「よし、明日はバカのあほ面見に行かなきゃいけないから早く寝るか～」

ru「そうだね！！Aちゃん、寝不足だと余計にひどくなっちゃうし。

僕もそろそろ帰る！Aちゃんとめめ、また明日ね～」

前言撤回。やっぱり生意気なやつらだわ