私は《遊んでる》らしい。【阿部亮平】 (ページ3)

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『あのさ、お願いだから目立つようなことはしないでくれませんか？』

ab「ええ、目立つ？」

『目立つでしょ！！！！』

しれっと涼しい顔で席に座っている阿部くんにはこの私の悲痛な叫びは耳に届いていない様子で

思わずため息が出る

なんで急にこんなことになったの

ab「前から目黒さんのこと気になってたんだーー

いろんな噂あるけど、全部本当のことには思えなくてさ？

ね？うそでしょ？？」

『・・・いや、ま「阿部ちゃーーーん！！！」

見事に遮られた私の声

遮った主は、眩しいほどの笑顔で阿部くんに突進していった

やがて、その人は何かに気づいたのかこっちに目を向けて

「目黒さんじゃん！！！！！！！！」と零れ落ちそうなほど目を見開いて言った

なんでこんなに次から次へと、、

sk「え！阿部ちゃんどういう関係！！！

ま、まさか付き『合ってないです』

ab「こら、佐久間。急に出てきて目黒さん困ってるでしょ」

『いや、別に困ってなんか・・・』

sk「およよ、そうだった初対面でやんすね！

どうも、アニメオタクの佐久間大介でえーす！！！」

なんだこの人は

ab「変だけど、悪い奴じゃないから」

sk「ちょっと阿部ちゃーん！変って酷くない？？」

ab「ってか、佐久間何しに来たの？」

sk「あ、佐久間さんの席ここにしてもらったのーーーーー！！！！！！！！！」

そう言って無邪気に佐久間くんが指すのは私の後ろの席

は？？？？？

sk「あとね、今板書してるから来れないけど、涼太と翔太はそこだよ」

そう言ってまたもや指さしたのは私と阿部くんの前の席

は？？？？？？

『ちょっと何してくれてるの！！！！？？？』

急募平穏な高校生活

なんでこんなことになったのか、誰か説明してよ、、、