共通点しかないけど不仲です。 (ページ1)

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@ ページ1

『・・・さいってー！！！』

ab「・・・！？」

その日、事件は起こった。

個人での仕事が終わり、それだけを楽しみにウキウキで帰ってきたシェアハウス。

舘さんのごはんをいつも以上に早く平らげ、ふっかに小言を言われるほどマッハで上がったお風呂。

そのぐらい楽しみにしてたのに。

隣の阿部ちゃんがおびえたようにそそくさと部屋に逃げていくけど

残念ながら君は大事な取り調べがあるから、おとなしくここに座っていようね～？？

『阿部ちゃん？？

正直に言ったら、阿部ちゃんから聞いたなんて言わないから、ね？？』

ab「うう・・・・

ホントに言わない、？」

『もちろん。』

って言いながらもこんなことする奴なんてひとりしかいないんだけど。

ab「あのね、、佐久間ｇ

『でしょうね！！！！！！！！

ホント許さない！佐久間あああああああ！！！！！！！！』

阿部ちゃんが何か後ろで言ってるけど
それどころじゃないから、ごめんね？と心の中で謝っておく

私はにくたらしい奴の部屋を目掛けて階段を駆け上がったのだった。