∞の子育て奮闘記3 (ページ6)

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76（特別編）ページ6

Aサイド

それは、和くんがかけてきた電話から始まった

「A助けて！」

「…………えっ？」

ある休み真っ盛りのある日、色々溜まってて事務所に缶詰めにされてた時

「みんなが……みんなが……！」

珍しく取り乱してる和くん

「えっ？ちょっと待ってどういう…」

「、だから！みんなが」

ブチッ

そう言って切れた電話

「え？？？」

何回電話をかけ直しても繋がらない

「た、助け……助けに行かなきゃ」

想像もしたくない最悪の事が頭をよぎる中、無我夢中で走った

黒サイド

ダンダンダンダンダンダン

朝寝てたら、ものすごい勢いでドアを叩く音が家中に響き渡った

子どもら以外全員飛び起きた

「え、なに…？」

「泥棒ちゃうんか？」

ヒナは一生懸命子供達を一箇所に集めてて、すばるは少しパニックになってるヒナをなだめてる

「俺が見てくるから、お前らは子供ら頼むわ。すばるはAにも連絡しとってくれ」

「おう、分かった」

そう言って一階に降りると微かに声が聞こえてきた

この声ってA…？