『Y型女子』と『C型女子』の徒然なる日記4 (ページ50)

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＃15 ページ50

山本M「この辺りだったよな？たしか」

少しの時間だけでもいいから、Aの家に寄ってもらえるよう
無理を承知で山本さんにお願いしてみた。

そしたら、15分くらいならなんとかしてやるって。

山本M「しかし、勝手に押しかけてAさんが居なかったら
どうするつもりなんだ？」

YH「大丈夫だよ。絶対、家にいる」

仕事だなんて、嘘だよね？

だって今日は日曜日だよ？

あの時、とっさに考えた言い訳なんだろうけど
さすがに動揺は隠せなかったみたいだね。

ピーンポーン･･･。

A「はい･･･どちら様でしょうか？」

山本M「あ･･･宅配便の者です～。お荷物よろしいでしょうか？」

A「今、伺います･･･」

今時、カメラの付いてないインターフォンなんて
物騒だから早く取り替えろって言っておいたのに。

でも、そのおかげで今は疑われずに済んだ。

さっきの様子からして、いきなり僕が来たって分かったら
会ってくれないかもしれないでしょ？

YH「山本さん、ありがとう。あとは僕が･･･」

山本M「車で待ってるからな。遅れるなよ」

ガチャ･･･。

A「あ･･･」

YH「ちょっといい？まだ話、終わってなかったから」