『Y型女子』と『C型女子』の徒然なる日記4 (ページ46)

今日:2 hit、昨日:9 hit、合計:226,051 hit

＃11 ページ46

翌朝、目が覚めると隣に寝ていたはずのAがいない。

まだ･･6時？

トイレかな･･･。

喉が渇いたから水でも飲もうかとキッチンに向かうと
何やらヒソヒソと誰かと電話をしているAの声が聞こえた。

こんな時間から誰と？

思わず聞き耳を立てる。

A「うん、そう。今･･･ユノの家」

もしかして電話の相手は、チャンミンの彼女ちゃんか？

A「え？言ってないよ。言えるわけないじゃない、そんなこと」

何の話だ？

A「でも･･･たぶん変だとは思ってるかもしれない。
昨日ね、言われたの。少し太ったんじゃないかって」

あのこと･･･やっぱり気にしてたのか。

A「迷惑かけたくないから、ユノには言えないよ･･･。
それに、これは私自身の問題だから」

僕に言えないって･･･どういうこと？

A「こんな身体になって、今さらだけど反省してるよ･･･。
でも、一人で頑張るって決めたの･･･もう」

･･･。

迷惑とか、一人で頑張るとか･･･。

まさか･･･。

いや、でも今の会話の流れからすると
そう考えるのが自然だ。

体型の変化は、そういうことなのか？

お腹が痛いとか体調が悪いってのも、それに当てはまる。

昨日の夜、僕に身体を触れさせなかったのもきっと･･･。