ウソ？ ページ48
A「え！？
今の兄貴のような彼女の話はウソってこと？
亡くなったっていう話も？」
ジェウク「全部ウソ。
そんなに簡単に信じたら、また誰かに騙されるよA？
ユノも心配だろうなぁ」
A「ひどい・・・」
私の目からは、涙が、押し寄せてきた・・・
そして、その涙は、頬をつたって、落ちていった。
A「私、帰る・・・」
ジェウク「A！！」
レストランを出て行った私を
ジェウクが追ってきて、わたしの腕を掴んだ。
外は、もう真っ暗だった。
暗闇の中で、ＴＤＬのイルミネーションが輝いている。
ジェウク「A！！」
私は、ジェウクの腕を振りほどいた。
A「いくらユノの友達でも、こんなにウソばっかり
つく人とは、私、付き合いきれません！」
ジェウク「ウソだと思う？」
ジェウクの目は、真剣だった。
切ない顔を浮かべてた・・・
A「だって、さっき、ウソだって・・・」
ジェウク「A・・・」
ジェウクは、私を抱きしめた。
え！？
え？
どういうこと！？
その時、ＴＤＬの花火が、空へと舞い上がった。
パンパンと、華やかに空に飛んでいく流れ星のように。
ジェウクは、ギュッと強く抱きしめるから
私は、ふりほどくのも忘れて、ただ抱きしめられたまま・・・
ＴＤＬの花火が打ちあがる音を聞いていた・・・
2010.12.21
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Splash(プロフ) - 話を聞かないのはどうかと思いますよ。 (2017年9月16日 9時) (携帯から) (
レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミンちゃん（micafe） | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/micafe7/
