TVXQユノ　Your shine☆彡YUNHO (ページ5)

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声が聞きたいページ5

チョン・ユノくん・・・

家に帰って、子猫のAに、ミルクをあげる。
チロチロと、ミルクを飲むAは、ユノにしっかり
抱きしめられていたおかげで雨にも濡れず
元気でいる。

良かった。

ユノくんから、預かった大切な子猫ちゃん。

私は、シャワーを浴びて濡れた髪を乾かしながら
今日はじめて会ったユノくんのことを思い出していた。

濡れた栗色の髪、天を仰ぐように見つめていた真剣な瞳からは
涙がキラリと光ったような気がしたのは
気のせいだったのかな？

最後に走り去る後姿、ユノくん、すごく背が高かった。
モデルみたいだった。

倉庫で雨宿りしてた時は、子猫を抱きかかえてたから
そんなに背が高いと思わなかった。

小さな顔に、整った綺麗な鼻。
真っ直ぐな瞳。
笑うと、猫のように和らぐ優しい笑顔。
厚みのある下唇。

ユノくん、かっこよかったな・・・

あらためて、気づいて、私は、なんだか
自分のした大胆な行動が恥ずかしくなった。

そんなことを、ひとり考えていたら
突然携帯が鳴った。

私は、なんだか慌てて電話に出る。

A「もしもしAです」

ユノ「今日、子猫を預かってもらった、ユノです。
僕のこと覚えてますかAさん？」

A「ユノさん！？あっ、ビックリした～！
どうかしたんですか？
もう猫の飼い主が見つかったとか？」

ユノ「いや、まだですけど、
僕何か驚かせてしまいましたか？」

A「いや、その、普通、というか最近は
メールでやりとりすることが
多いので、突然ユノくんから電話が来て驚いちゃって」

ユノ「ああっ、そういう意味ですかっ。
僕、電話のほうが好きなんです。
メールするのが苦手なのもあるんですけど、
沢山の言葉よりも少しでも声が聞きたいって思うんです。
とくに大切な人には・・・
あっ、俺また何いってるんだろう・・・
Aさん、スミマセン」

A「えっ！？いえ、あっ、そうなんですか・・・」

一般論でユノくんは、言ったんだよね？
誤解しないように自分に言い聞かせながらも・・・

沢山の言葉よりも少しでも声が聞きたい

私の胸に深く届いたユノの声・・・・

それは、沢山の言葉よりも
本当に大きく心に響いたよ・・・☆

2010.9.7