TVXQユノ　Your shine☆彡YUNHO (ページ31)

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なぜアナタが？ページ31

男「入らないの？」

私の後ろから聞こえる男性の声。

この低くて甘い声は、どこかで確か聞いたことがあるような・・・！？

私は後ろを振り返った。

A「あっ！ジェウク！？」

私は、思わず、彼の名前をそう叫んだ。

すると、ジェウクは、私の唇に、自分の指をそわせて・・・

ジェウク「そんな大きな声で、俺の名前を呼ばないで・・・？」

セクシーな流し目で、私の耳元で、そう囁いた。

私の顔は、一気に赤くなった。

A「ごめんなさい。つい、驚いて・・・」

ジェウクは、私の顔を確認するかのように、見回す。

その綺麗な妖艶な瞳で・・・

私は、ジェウクの目に奪われないように、無意識に目線を合わせない。

ジェウク「あれ？もしかして、俺のファンじゃない？」

ジェウクは、少し左唇をクイッとあげて、微笑む。

鋭い！！

A「はい。私、ジェウクさんのファンじゃないです。ごめんなさい。
私の友達がジェウクさんのファンで、この間の韓国のファンミに
私も同行してたので、ジェウクさんのこと知っていて・・・」

ジェウク「あはははっ！！ハッキリ言うね、キミ。
ファンじゃないって、本人に普通言う？」

A「ご、ごめんなさい。
そんなつもりじゃ、なかったんですけど・・・」

ジェウク「いいよ、気に入った！
ね。それより、店に入らないの？
俺、待ち合わせしてるから、先に入る・・・よ？」

A「あ、私も待ちあわせしてるので、入ります。
入り口で、つまらせて、すみませんでした」

私は、突然ジェウクに会った動揺と
近くで見るジェウクの妖艶な魅力に驚いて
取り乱していた。

ともかく！
店に入ろう。

私は、前に進むと自動ドアが開いた。

後ろにはジェウクがいる。

いや！ジェウクのことは、とりあえず忘れて、
ユノの指定した部屋に
いこう！

2010.12.18