今日:17 hit、昨日:0 hit、合計:35,522 hit
小｜中｜大
真実と ページ18
夜にユノさんから連絡があって、ホテルのそばに
とめたユノさんの車に乗り込む。
爽やかな笑顔のユノさんとは対照的に私の笑顔は
たぶん、ひきつっていただろう。
優しいユノさんは、ユノさん行きつけの
個室のある素敵なレストランに連れてきてくれた。
私でも辛すぎもせずに食べれるような韓国料理を頼んでくれて
韓国の楽しい話をしてくれて、笑わせようとしてくれてる。
なのに、私は、話に上の空だった。
たった一つの真実が、私の心に大きくのしかかっていた。
お店を変えて、ユノさんは展望が楽しめるラウンジに連れてきてくれた。
ユノ「Aさんは、お酒飲みますか？」
A「いえ、いいです・・・紅茶で・・・」
ユノ「あっ、じゃ、オレも、コーヒーにしとこうかな？」
なんだか落ち着かなくて、言葉に詰まる・・・
ユノ「あ、オレ、今日はAさんに話したいことが・・・」
A「あっ、あの！ユノさん」
気遣いをしつづけるユノさんに、いたたまれなくなり
私は話を切り出した。
ユノ「はい。Aさん。どうかしましたか？」
A「これ・・・」
私は、バックから、リカから借りた観光雑誌を取り出し、ユノさんが
載っているページを開く。
2010.10.30
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Splash(プロフ) - 話を聞かないのはどうかと思いますよ。 (2017年9月16日 9時) (携帯から) (
レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミンちゃん（micafe） | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/micafe7/
