210 -TMside- ページ10
ヒョンの電話を受けて、ジョンヒョニヒョンと来た学校。
どうして？どうして？
僕のせいだ。僕のせいだ。
そんなことばかり頭をよぎっていた。
JH「テミン、しっかりしろよ。もう着くぞ」
でも僕の足は進まなかった。
ガムテープだらけの扉。
閉じ込められてるんだ、ってバカな僕でもわかった。
ごめん、ごめん、A、ごめん
どうか無事でいて…？
でも僕の期待はあっさり裏切られた。
空けた扉の前から足が動かない。
ぐったりと横たわっているA。
駆けつけるヒョン。
Aをゆっくり抱きしめるヒョン。
すべてがスローモーションで、時が止まる。
JH「おい、テミン！大丈夫か？」
へたり込んだ僕に、こんな時まで声を掛けてくれるジョンヒョニヒョン。
TM「僕のせいだ……僕が…僕が、」
HC「とりあえず出よう。テミン、立てるか？帰るぞ」
Aを抱えて出てきたキュヒョンヒョン。
ヒョンの目にもうっすら涙が浮かんでる。
マフラーを掛けられたA。
顔には血の気なんて宿ってない。
僕はジョンヒョニヒョンに支えられて宿舎に戻った。
HC「……テミン、こっち来るか？こっちの宿舎。」
TM「……え？」
HC「A。話したいことあんだろ。こっちにいろよ」
TM「はい…」
ヒョンは僕を責めない。
他のヒョンも僕を責めない。
ソファに横たわっているA。
TM「A、ごめん……僕のせいだ…」
僕が話を聞かなかったから。
僕がメールをわざと見なかったから。
でもどうして？
誰かに、嫌がらせされてたの？
僕に言えなかった？
……もしかして、閉じ込められたのも僕のせい？
全部全部僕が悪いんだ。
大好きなのに。大切にするって決めてたのに。
僕、何にもできていないじゃないか。
ジョンヒョニヒョンが肩を抱いてくれる。
ドンへヒョンが僕の涙を拭いてくれる。
リョウクヒョンが温かい紅茶を入れてくれる。
僕はどうしたらいい？
お願い、A。
僕話したいこといっぱいある。離さなくちゃいけないこと、いっぱいある。
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りり - [あと少しだけお待ち下さい]て言いながら、いったい何ヵ月更新を止めてるわけ？ こっちの方がメイン小説なんでしょう？ 読者の中には短気な人もいるって知っといていてほしいものだわ (2015年8月9日 23時) (携帯から) (
レス) id: cd6a5aedf4 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - yunさん» コメントありがとうございます！同世代の方なんですね^^この小説を読んでくださっている方々の年齢層をいまいち掴めていない私です笑 あと少しだけ更新を待っていてくださるとうれしいです！これからもよろしくお願いします＾＾* (2015年6月1日 14時) (レス) id: 30822a8654 (このIDを非表示/違反報告)
yun(プロフ) - ふふ笑 同い年くらいなのかな？私は大学生にならずに社会人として働いてます。この小説を読んでニヤニヤしつつ頑張っていただかせてます。更新待ってますね〜 (2015年5月28日 1時) (レス) id: 8113b99015 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - cn1019ynk1202さん» コメントありがとうございます^^今は精神療養に入っています。この作品を呼んでいただけて私も心から嬉しいです！この小説の更新も随時行いますので、もう少しお待ちくださいね！今はHereのプロット溜めを消化しています（笑）良ければ読んでみてくださいね^^ (2015年2月25日 22時) (レス) id: 565b4c7e83 (このIDを非表示/違反報告)
cn1019ynk1202(プロフ) - いつも、楽しく読ませて頂いてます。大学受験お疲れ様でした！そして、第一志望合格おめでとうございます(^^*)これからも、この小説の続きを楽しみにしていますので、学業と小説の更新大変だと思いますが、楽しみにしているのでどちらも頑張って頂けたらと思いますwww (2015年2月25日 2時) (レス) id: 94e4946b32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまき | 作成日時：2014年12月7日 14時
