204 -TMside- ページ4
年末が近づくにつれて、忙しさに拍車がかかる。
でも僕は、その忙しさを理由にAに返事すらしていなかった。
着信があったのは知ってる。
メールが届いてるのも知ってる。
だけど、なかなか素直になれない僕。
僕、嫌われちゃったかな…。
きっとAは返事を待ってる。その姿がありありと浮かぶもん。
JH「おい、テミン。あれからちゃんとAと話したか？ただでさえ今学校に行きづらいんだぜ？」
TM「うん…」
MH「まさか、まだ……とか？」
TM「……」
JH「は！？お前……バッカだなぁぁぁ…何意地張ってるんだよ」
MH「そんなに難しいことじゃないだろ？引き延ばせば引き延ばすほど、余計に重くなるよ」
TM「わかってる……分かってるよ」
でも怖いんだ。メールに何て書かれているんだろう。
Aは僕のことどう思っているんだろう。
本当は僕から話を切り出さなきゃいけなかったのに……
ON「あ、ヒョン、こんにちは！」
HC「おー、元気か？」
JH「どうしたんすか(笑)珍しいっすね」
HC「んー、そこのマンネにちょっと用があってな」
TM「僕……？」
KY「え、テミン、何かやらかしたの？」
HC「いや、んー、まぁ、違わねぇけど…」
ヒョンがキュッと眉をひそめて、僕の横に腰を掛けた。
HC「テミン、最近Aと連絡とったか？」
TM「あ…いえ……」
HC「頼むからさ、早く返事してやって。」
TM「え？」
HC「メールかなんか、もう来てんだろ？」
TM「……」
HC「Aがな、そうとうヤバい。多分この問題だけのせいじゃねぇと思うけど…。なんか隠してる」
TM「やばいって…」
HC「俺たちももう目も当てらんねぇんだ。だからせめて、テミンとの問題だけはすっきりさせてやりたくて」
TM「Aは……大丈夫なんですか？」
HC「今んとこはな。でもいつぶっ倒れてもおかしくねぇような顔してる。」
僕のせいだ……。
僕が早く返事をしないから。
僕がペアダンスやるって言い出したから…。
早く、早く連絡しないと……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 232人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りり - [あと少しだけお待ち下さい]て言いながら、いったい何ヵ月更新を止めてるわけ？ こっちの方がメイン小説なんでしょう？ 読者の中には短気な人もいるって知っといていてほしいものだわ (2015年8月9日 23時) (携帯から) (
レス) id: cd6a5aedf4 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - yunさん» コメントありがとうございます！同世代の方なんですね^^この小説を読んでくださっている方々の年齢層をいまいち掴めていない私です笑 あと少しだけ更新を待っていてくださるとうれしいです！これからもよろしくお願いします＾＾* (2015年6月1日 14時) (レス) id: 30822a8654 (このIDを非表示/違反報告)
yun(プロフ) - ふふ笑 同い年くらいなのかな？私は大学生にならずに社会人として働いてます。この小説を読んでニヤニヤしつつ頑張っていただかせてます。更新待ってますね〜 (2015年5月28日 1時) (レス) id: 8113b99015 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - cn1019ynk1202さん» コメントありがとうございます^^今は精神療養に入っています。この作品を呼んでいただけて私も心から嬉しいです！この小説の更新も随時行いますので、もう少しお待ちくださいね！今はHereのプロット溜めを消化しています（笑）良ければ読んでみてくださいね^^ (2015年2月25日 22時) (レス) id: 565b4c7e83 (このIDを非表示/違反報告)
cn1019ynk1202(プロフ) - いつも、楽しく読ませて頂いてます。大学受験お疲れ様でした！そして、第一志望合格おめでとうございます(^^*)これからも、この小説の続きを楽しみにしていますので、学業と小説の更新大変だと思いますが、楽しみにしているのでどちらも頑張って頂けたらと思いますwww (2015年2月25日 2時) (レス) id: 94e4946b32 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たまき | 作成日時：2014年12月7日 14時
